
地下鉄2号線静安寺駅を出ると静安寺というお寺があり
その横には久光(そごう)デパートがあります。

久光の裏手には静安小亭服装市場という服飾品を手頃な価格で売っている
ローカルなアーケードになった市場があります。

この市場の入り口にある麻辣湯のお店は地元でも美味しいとの評判で
お昼時には長い行列ができるほどです。
麻辣湯は屋台や小さい食堂のほかデパ地下などでも良く見かけ、火鍋を
パーソナルにして店主に作ってもらうものと思っていいでしょう。
まずはお店
の人にカゴをもらい、スープに入れたいと思う野菜、豆腐、
肉・魚団子などの串にささっている具材や糸コンニャクや麺などを選んで
カゴに入れます。具材は1つが0.5元から1元ぐらいで平均的に5品ぐらい
選んで4〜5元(60〜75円)程度と非常にリーズナブル。
先に料金を払ってそれらを厨房にある鍋でグツグツ煮込んでもらい、
串をはずして具材と一体となったスープが出来て完成です。。
スープは基本的には辛いのですが、中辛(チュンラー)といえば辛さを緩和
不辛(ブーラー)と言えば辛さ抜きで作ってもらえます。
スープ
自体に旨みがあって味わいはスパイシーでこのままでも充分ですが
唐辛子を少々振りかけるとさらに旨くなります。

【静安小亭麻辣湯】
上海市静安区愚園路68号
10:00〜19:30(売り切れ終了) 無休

この静安小亭麻辣湯の向かい側には洒落た雰囲気の珈琲館があります。
「81号珈琲館」とありますが実はこの建物、中国共産党地下党員が、
1940年代の国共内戦の時に住んでいたアパートだそうで、内部には
共産党闘争史のパネルや展示品が並べられた記念館になっています。
館内に
入るとボランティアでしょうか、高校生ぐらいの女の子が
出てきて中国語か英語ですが展示の説明をしてくれます。
1階は落ち着いた珈琲館になっていてゆっくりと美味しいコーヒーを
飲むことができます。
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