ご主人が入院したので、お見舞いに行った際に「身体に優しい美味しいものをつくりたい。また、新しいラーメンの構想がある。」と、力強く語っていました。
「麺舗よしむら」の看板の野菜の絵は、塩ラーメンの塩ダレ等で使用している原材料だそうです。「塩、醤油、味噌それぞれ仕込みが大変でお体に触るくらいなら無理しないで。」と忠告しても、沢山の味のタレの仕込みを止めませんでした。「麺もモンゴル産のかん水だけが秘訣でなく、米の粉を使用しているんです。」などと味の秘密も気持ちよく教えて下さったのを、昨日のように思い出します。
改めて「麺舗よしむら」のご主人、吉村 稔さんのご冥福をお祈りします。