かつて故杉浦日向子さんが、蕎麦屋について
「その店に通いつづけていてこそ、愛情の裏返しで
文句のひとつも言いたくなることもあるが、
一度見限って、もう足が向かなくなってしまった店に
あれこれ言うのは無粋な野暮天」
といった意のことを書いていました。
客は気に入らなければ、行くのをやめればいいだけです。
その店が好きで気に入って通っているひともいるだろうに、
土足で上がりこんで、冷や水を差して
気分を損ねるだけのようなもの言いは、
なんとも野暮に思えるだけです。
これも「個人的な感覚」ってことですかね。