[Qタローのラーメン情報室]

柳麺 ちゃぶ屋 護国寺 11:30〜15:00 18:00〜21:00 火曜休み
柳麺 ちゃぶ屋 文京区音羽1-17-16 Tel 03-3945-3791

営団有楽町線護国寺、講談社の前から音羽通りを大塚警察署の前を通って、50mほど先にある大島ラーメンの2軒先。入り口は狭くて目立たない。

三河島にあったお店が移転してきて、2001年6月30日にこちらで開店。
入り口は狭いが店内は広々としていて、照明を落としてムードある演出になっています。店内に入ると大きなガラス張りの製麺室が目に入りますがこちらで自家製の麺を打っています。
中央に大きなテーブルがあり、お客はそれを取り囲むように座ります。全部で18席。
らーめん600円、ねぎらーめん800円、味噌らーめん650円、味噌ネギらぁめん850円。

らーめん(600円)を食べました。カリッとした歯ざわりと香ばしい香りの焦がしネギが一面に浮かんだスープは、コクと深みのある和風正油味で味付けは濃い目だが正油は前面には出ておらず濃さを意識せずに飲み干せる。自家製の平打ち麺は打ちたての優しい食感で、麺の旨さを味わえる。具にはしゃきっとしたモヤシ、チャーシュー、刻み万能ネギ。チャーシューはトロトロにとろけるような柔らかさで味付けも良く美味しい。
(01.07.17)

今日もらーめん。トンコツベースで野菜からのダシの甘みも感じられるスープは表面の油の適度なこってり感と焦がしネギの風味もあいまってバランスの取れた味わい。以前に比べて焦がしネギの量が少なくなってより一層スープのダシの味わいが良く感じられる。しんなりした自家製のストレート麺は粘り腰があり小麦の味わいが感じられ美味しい。具のチャーシューも肉の旨みをうまく引き出している。
(02.07.09)

しばらくお休みしていましたが2004年2月10日にリニューアルして再開しました。コの字型をしたカウンターは全部で14席。
らぁめん700円、味噌らぁめん800円、チャーシューめん900円、味噌チャーシューめん1000円と少し値上がりしています。

らぁめん。以前のようなモヤシと一面を覆っていた黒い揚げネギは無くなり見た目は淡い醤油色のスープになり、ちらほらときつね色の揚げエシャレットが浮かんでいます。醤油自体の旨みもさることながら動物系や野菜などの旨みが溶け込んで一体となり深みのある味わいです。揚げエシャレットの苦味と香りも適度に効いてとてもバランスの良いスープです。なめらかでしんなりした自家製の中太ストレート麺は小麦の旨みが感じられスープとなじんでとても良い食感です。具には大振りで旨みのあるチャーシュー、しゃきっとした刻みネギ。
(04.02.10)

店内が改装され洒落た雰囲気になり真ん中にはステンレスのカウンターがコの字型に15席。
メニューも昼の部は醤油味・味噌味でちゃぶ屋創業当時の味、夜の部は正油味・塩味のリニューアル後の味となっています。

限定メニューの鶏節の冷やし醤油らぁ麺(900円)。麺と具が別々に出てきます。スープは鶏肉を乾燥させ鰹節のようにしてから採ったものを素材として使用。まずは麺とスープだけで味わうと日本蕎麦のような旨みのあるさっぱりとした味わいのスープにさくっとした食感の細麺とこれだけでも充分な美味しさがあります。別皿の具には天元豚をグリルしたものが3枚、刻みネギ、メンマ、揚げエシャレット、その場で摩り下ろす本ワサビ。これらを徐々に加えていくとスープの味わいが複雑に変化していき最初のさっぱりした味わいから濃い味わいにとなってくるので、その頃を見計らって割り用の温かいスープが出されるので加えるとまたまた味わいの変化が楽しめます。(07.07.27)

味噌らぁ麺。濃厚ではないがコクがあり薫りの良い長野産の浮き糀味噌を使ったスープの上には揚げエシャレットのほろ苦さがマッチした上品な味わいの味噌ラーメンです。自家製の細麺はしなやかでコシが強くスープとの絡みがとても良い。トッピングには柔らかなチャーシュー、しなやかなメンマ、刻み万能ネギ、刻みネギ。(08.01.04)