[Qタローのラーメン情報室]

阿城切仔麺館 (アーツンチェツーメェンクァン) 台北 11:00〜21:00 毎月旧暦の3、17日休み
阿城切仔麺館 台北市錦西街20號

MRT淡水線、民権西路站から台北車站方面に遊歩道のような道を500mほど進んだ交差点を左に曲がり30mほど進んだ右側。
駅からは少し離れた場所にあるが、安くて美味しい麺類やスープ類があって人気のお店。とても元気で親切なおばさんがテキパキと作っています。活気にあふれる店内はテーブル席のみ10卓程度。
メニューはほとんどNT$20(日本円で\80程度)で高くてもNT$40とリーズナブル。

切仔麺(チェツーメェン)を食べました。なぜかこれには「ラーメン」と日本語でメニューに書かれています。透き通ったスープは非常にあっさりとしていていますが、薄いというわけではなくエビのダシを使っているのでしょうかじんわりと旨みが伝わってきて、とても後味がすっきりしています。
麺は柔らかめの白いストレート麺で、茹ですぎと言うわけで無く、しんなりとしてコシがあります。
具はシンプルにしゃきっとしたモヤシとニラ、香草がアクセントになっています。

続いて、[食昆]飩乾(フントンチュン)(NT$40)。これは茹で上げたワンタンを皿に盛りつけたもので、ワンタンのつるっとした食感に中に入った肉の旨みが口いっぱいに広がり、上に乗った香草がとても良いアクセントになっています。

なお、民権西路站から淡水方面にMRTで2駅目の劍潭站で下車して、改札の前の道を渡った所から延々と士林夜市の屋台が連なり、麺類を始め様々な屋台料理を味わうことができます。

他にも、MRT忠孝復興站前の太平洋SOGOの右側の路地を入ったところに小林麺線があり、ここでは麺線と言って牡蠣とモツがはいったとろみのある台湾式ソーメンが食べられます。明るく清潔な店構えで、女性が1人で立ち寄る姿を目にします。
さらに、太平洋SOGOの裏側には、小松拉麺屋台金品拉麺といった日式ラーメンを出すお店が目につきますが、こちらは値段が高く、麺は柔らかくスープは薄くて日本人の口には合わないようです。
今回はラーメン食べ歩きの目的ではなかったので、麺類はさほど食べませんでしたが、ざっと見たところでは、ずいぶん奥深く楽しみなお店が目につきました。ツアー参加の皆さんお疲れ様でした。
(01.03.23)