徳島ラーメンの｢いのたに｣の後に、2000年6月6日から2001年2月末までの期間限定で入った函館ラーメンのお店。昭和30年から60年まで函館の人気店であったお店がラ博で復活、現代風にさらにグレードアップしたそうです。
見た目はシンプル。表面に焦がした背脂が浮いているが中のスープは澄んでいる。麺はフノリを練りこんだそうですが、細めのストレート麺で、しんなりしているがしっかりしたコシがあり、独特の風味がする。
比内鶏のスープに、中国産の塩、フノリ、白醤油を使ったタレを使っているそうですが、まろやかな優しい塩といった感じでとがったところは全く無く、さっぱりしていますが充分なコクがあります。
具には、チャーシュー、麩、メンマ、刻みネギ。具に麩を使う事で、より全体に丸みを感じさせます。
調味料は柚子粉だけが置いてあり、これを振りかけると柚子の風味が引き立ちます。
別皿でイカ飯がついてきます。良く煮込まれたイカの風味が中のご飯にしみ込んでこれも美味しいです。
(2000.06.05)
（2001年２月閉店して、函館で新たに開店）