世田谷区上馬2-25-7 Tel 03-3422-5078
東急田園都市線三軒茶屋駅からＲ２４６を用賀方面へ５分くらい、世田谷郵便局の少し先右側。
天然ダシのお店ということで、無化調を強調しているお店です。店内外ともしゃれたお店、カウンターのみ１０席。
柳麺750円、チャーシュー麺950円、ワンタン麺850円、ワンタン800円、よう麺（油麺）750円。
チャーシュー麺を食べました。麺は無かん水、玉子つなぎの普通の太さのほぼストレート麺。無かん水のため、さすがにコシをそれほど強くはないが、口当たりは良い。
スープは非常にあっさりしているが、味わうほどに出汁の旨みがじわっと感じられ後味が良い。醤油と塩の中間くらいの味付け。
チャーシューはその都度切り分け、肉厚で柔らかくおいしい。他の具は、メンマ、ゆで玉子、ほうれん草、刻みネギ。
(99.11.29)
今度は、ワンタン麺を食べました。一つ一つとても丁寧に作っています。透明感のあるスープは最初は薄く感じるが、飲み進むにつれて出汁の旨みがじっくりと伝わってくる。ワンタンは手伸ばしでつるっとした食感で美味しい。麺は前に食べた時より固めになっており、終わりの方でダレることも無い。具には、チャーシュー、1/2玉子、海苔、メンマ、ほうれん草、刻みネギ。チャーシューは肉厚で脂身の無いタイプでしっかりした歯ごたえ。
(00.06.23)
メニュー構成が少し変わって、柳麺の代わりにラーメンになり、よう麺は無くなっていました。またチャーシューワンタン麺(1000円）もメニューに追加されています。
今日は、ラーメン（750円）。スープは以前の柳麺に比べて表面の油が増えてこってり感が出るとともに、醤油が強めになり昔懐かしい中華そば風になりました。麺も従来の玉子つなぎ麺のやや弱さが感じられたものからコシの強い縮れ麺になっています。
(00.09.28)
今日は、ワンタン。スープは以前に比べて、一口目からインパクトが出ています。これ以上醤油が強いとしょっぱくなりすぎるという微妙なところで絶妙なバランスを保っています。飲み進むにつれ野菜類の優しさがしんわりと伝わってきます。ワンタンは手延べでつるっとした食感でこのスープと良くマッチしています。
(00.11.08)
今日はワンタン麺。前に比べるとやや表面の脂が多めになり、醤油も強めになって透明感もなくなりましたが、しっかりと出汁が出ており無化調ながらはっきりとした味わいです。手延べのワンタンはつるっとした歯ざわりで相変わらず美味しいです。1/2玉子の代わりに細切りネギが使われていました。
(00.12.27)
（2001年７月閉店）
閉店してカレー屋になっていましたが、2002年１月１日、｢柳麺 波里｣から｢中華そば 波里｣として新たに開店しました。
店内の壁絵がジャズミュージシャンから七福神に変わってより和風を強調していますが、その他のレイアウトは前と変わりありません。
カウンターの上には麺・スープ・具それぞれのこだわりぬいた食材や化学調味料を一切使わない理由などについての解説が書かれた10ページほどの小冊子が置かれています。
メニューは、中華そば800円、ワンタン800円、ワンタン麺900円、チャーシュー麺900円、チャーシューワンタン麺1100円。
ワンタン麺を食べました。以前とはずいぶん変わっていて、かなりはっきりとまろやかな醤油の風味が出ていますが、鶏と野菜をふんだんに使ったすっきりした味わいのスープです。
麺は日本蕎麦のような食感の、しなやかなストレート麺になっています。ワンタンはつるっとしていて食べやすい。具にはチャーシュー、海苔２枚、刻み昆布、ほうれん草、ワケギと見た目にも上品な仕上がりになっています。チャーシューは肉厚で旨みをしっかりと閉じ込めていて噛み締めると旨みが伝わってきます。メンマは使っていませんが使わない理由も小冊子に記されています。
(02.01.11)
今日は新たにメニューに加わった塩ラーメン（900円）。透明感は無く薄い褐色を帯びたスープは角のとれたマイルドな塩味でダシの風味がストレートに伝わって来る。蕎麦のような食感のストレート麺はしんなりとしてスープを良く吸い上げる。具には肉の旨みが良く出ているチャーシュー、海苔、刻み昆布、青菜、そしてスープの上には擦り胡麻がかけられています。
(02.03.06)
今日は夏季メニューとして新しく始まった冷やし坦々麺（900円）。出す直前まで丼を氷で冷やしてあくまでも冷たさを演出しています。とろりとしたゴマダレスープはほのかな辛みと酸味が効き上品な味わい。刻みチャーシュー、ほうれん草、干し海老、刻みネギ、高菜といった具に冷水でキリリと締めた細麺がしっかりした歯ごたえです。(02.06.21)
（2002年夏閉店）