麺屋 空海 参宮橋 11:00〜23:00 無休 |
渋谷区代々木4-5-1 Tel 03-5333-6717
参宮橋駅を出て左に50mほど進み三叉路を右に進んですぐ右側。徒歩1分。 塩はフランス産ゲランド地方の塩を使用、麺はモンゴル産の天然かん水を使用、ゲンコツ・鶏ガラはフランス料理のフォン(ダシ汁)の手法を取り入れ丹念にローストしてコクと香ばしさを引き出し、チャーシューは出す前に炭火であぶって香ばしさを引き出しています。 支那そば(塩・醤油)800円、鶏そば(塩・醤油)830円、味玉そば(塩・醤油)830円、焼豚そば(塩・醤油)930円、つけ麺880円、ぶっかけ麺980円。味玉(半熟トロトロ)、おん玉(温泉たまご)各120円。
つけ麺を食べました。麺はお洒落な四角い器に乗せられて、一緒に炭火であぶったチャーシューを刻んだもの、メンマ、青菜、刻み海苔が付いてきます。
今度は味玉そば(塩)。スープは一口目からふくよかな旨みが口一杯に広がり、様々な素材が複雑に絡み合ってとてもバランスの良い一品です。底の方には硬い魚のかけらが沈んでいてこれが上品な魚系の味わいを出しているようです。表面にはほんの少し赤い小片が浮いていますがこれは赤唐辛子のようで、時々ぴりっとした刺激が現れて全体を引き締めています。
今日も味玉そば(塩)。感想は前回と同じ。支那そばに味玉トッピングだと920円ですが、味玉そばだと830円、両者の違いは支那そばについている海苔が無いだけです(笑) かなり強気の価格設定ではありますが、まだ開店1週間ちょっとなのにすでに人気店になって常にお客であふれています。特に若い女性客の姿が目立ちます。やはり値段が高くても入りやすい雰囲気と支持される味ならやっていけるという戦略が成功しているようです。
今日はぶっかけ麺。きりりと締められた細麺の上に温泉玉子、おろしとろろ、オクラ、なめこ、刻み海苔、細切りみょうが、香草といった具が乗りビジュアル的にも映えています。これにとっくりに入ったつゆが別に出されるので文字どおりぶっかけます。まさに日本蕎麦といってもいいようなさっぱりした鰹ダシのつゆで、縁のワサビを溶かしてピリリとした刺激も味わえます。蕎麦つゆをベースとしているそうですがラーメンのスープも入っているそうです。
今日は鶏そば(醤油)。透明感のあるスープはダシの旨みが良く伝わってくるように醤油は控えめで、鶏皮を揚げたものをフレークしたトッピングの香ばしさがとても良くマッチしています。トッピングの柔らかい蒸し鶏はさっぱりした味つけでスープの味を邪魔することなくさっぱり感を醸し出しています。
今日は夏季メニューの特製冷やしラーメン(980円)。ローストスープと和風ダシをミックスしたさっぱりしたスープはほのかな酸味が清涼感を醸し出します。トッピングには温泉玉子、刻みチャーシュー、細切りネギ、刻み海苔、青菜、削り節、そしてかりっとしたニンニクチップがアクセントになっています。蕎麦のようなぽきっとした細麺の食感も面白い。値段は高いですがそれにふさわしい味わいです。
今日はメニューに追加されていたわんたんそば(塩)(880円)。中にぷりっとした海老の入ったワンタンがどーんとトッピングされています。支那そばと80円しか違わないのでこちらの方がお得な気もしますがベースの価格が高いのでそうとも言えないかも。今日のスープは以前に比べてダシの風味が弱くその分表面の油がくどさを感じさせます。
夏季限定メニューのぶっかけ麺。とっくりに入った鰹だしの効いた和風つゆをかけて食べる日本蕎麦のぶっかけをイメージしたもので、おろし山芋、温泉玉子、オクラ、刻みキュウリ、なめこ、海苔、みょうが、三つ葉といった涼味あふれる具材や炙って香ばしい刻みチャーシューと共にキリリと冷えて締まった麺の食感も良い。
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