東急池上線、荏原中延駅を出てすぐ前にあるドトールコーヒーの斜め向かい側。
女性店主の暖かい応対で迎えてもらえる人気店。店内カウンターのみ14席。開店と同時に満席で待ちが発生するので、スープ切れで早めに終了するので注意。
中華そば 650円、栗国の塩そば 700円、ごまの辛いそば 800円、酸辛坦めん 700円、豚鴨つけそば 700円、栗国のつけそば 800円、からいつけそば 800円。温鮮たまご100円。

期間限定、夜の部だけで限定で出される鴨油つけめん（850円）を食べました。黄色い麺は、天然アルカリイオン水で練った非常にコシの強いぷりぷりした太縮れ麺で歯ごたえ充分で、とても美味しいです。上に海苔が１枚。つけだれはベースは煮干などを使ったさっぱりした醤油味に鴨から採った油が表面を覆い、スープがさめるのを防ぐのと同時に両者がうまくブレンドされ、ほんのちょっぴりのスパイスのアクセントが加わり、独特の風味を醸し出しています。具にはとろーりとした温泉玉子、ロース肉と鴨肉の２種類のチャーシュー、こりこりしたメンマ、そして細かく刻んだネギが全体を覆います。
最後にとっくりのような容器でスープ割り用のダシ汁を出してくれますが、これがそのままでも充分美味しい煮干風味いっぱいのスープで、全部を投入するとこれまた違った味わいを楽しめます。(01.01.19)

冬季限定の鴨油あつもり（700円）。たっぷりの和風ダシをお湯で割った熱いスープに入った麺とつけだれが別の容器で出てきます。つけだれはやや濃い目の味付けながらさっぱりした味わいでぴりっとした鷹の爪がアクセントになっています。表面に浮かんだ鴨油はすっきりした味わいで柚子の風味も爽やかさを出しています。麺は太い縮れ麺でしっかりしたコシがありぷりっとした食感。(01.12.26)

今日は期間限定で出されている塩つけそば（800円）。ほんのり動物系の風味のするコクのあるつけだれには、ナルトの上に鷹の爪がちょこんと乗っている細かな盛り付けが心憎い。つけだれの底には細かく刻んだチャーシューが沈んでおり最後まで楽しめるようになっています。一緒に入っているチャーシューも香ばしく肉の旨みが良く出ている。太くコシのある麺はぷりっとした食感でつけだれと良くなじみます。(02.05.16)

冬季の限定で夜の部限定30食のあつもり（750円）。他の種類のつけそばのあつもりは以前の鴨油あつもりと同じく麺はダシ入りスープに入ってきますが、こちらはベースの豚鴨つけそばをさらに進化させて麺の上に生卵と刻み玉ネギがまぶされ、出てきたら一気にガッとかき混ぜてカルボナーラ風に全体に玉子が行き渡ってからつけ汁につけて食べてくださいと言われます。濃い目の味付けのつけ汁にマイルドな味わいになった麺を絡めると旨さが引き立ちます。
食べ終わる頃にご飯と味の調整用に容器に入ったスープが出てくるのでご飯をスープに投入しておじや風にして食べると最後まで美味しさを楽しめます。(06.02.02)

中華そば。透明な香味油の浮かんだスープは突出したものは無いが煮干しの心地よい風味がふわっと立ち上がりシンプルに見えながらながら様々な素材が絡み合って実にバランスの取れた味わいです。中細のストレート麺は硬めの食感でスープとマッチしています。トッピングには肉の旨みのあるチャーシュー、丁寧に味付けされたメンマ、海苔、刻みネギ。（08.01.11）