栃木県河内郡上三川町上蒲生字願成寺2168-1 Tel 0285-56-0701新国道４号線を小山方面より宇都宮方面に向かい上三川町に入り、県道３５号線との上蒲生交差点を左折して200mほど進んだ右手、大きな看板があるのですぐわかる。日産栃木工場そば。
日本蕎麦店「そば処 大升」と同じ経営ということで、蕎麦の製法を取り入れた部分が随所に見られるユニークなお店です。
店内はカウンターの他に、中央に大きなテーブル、脇にもテーブル席があり広々としています。
壁には化学調味料は使っていませんと書かれています。
麺はじゃい麺か黒小麦麺、スープは黒・白・茶・塩から選びます。
鶏油じゃい麺は、かけ400円、チャーシュー１枚入り550円、２枚入り650円。炙りチャーシュー麺780円。つけじゃい麺400円、鴨汁つけじゃい麺780円、炙りチャーシューつけじゃい麺780円。
じゃい麺とは日本（JAPAN）とイタリアの小麦粉をブレンドして打ったのでそのようなネーミングになっているそうです。
また、スープの黒はたまり醤油、白は白醤油、茶は薄口醤油を使っています。
鶏油じゃい麺（茶・チャーシュー１枚入り）を食べました。スープは日本蕎麦のつゆのテイストを思わせるさっぱりした味わいでほんのり甘みも感じられ、無かん水の自家製じゃい麺もしんなりとした食感でまさに日本蕎麦との融合といった感じですが、焦がしネギの風味とミツバの香りも加わるなど工夫を凝らしています。具のチャーシューは肉厚でありながら柔らかく適度な脂身があり美味しい。
つけじゃい麺の場合は、さらに麺が蕎麦に近い味わいとなっていますが蕎麦に比べると麺の太さがずいぶん太く麺の旨みもじっくり堪能できます。
炙りチャーシューを頼むと、これまた分厚いチャーシューと小さなコンロが出されるので自分で好みの味に炙って食します。
(02.09.14)
今日は１日15食限定の岩魚だしのラーメン（600円）。淡い色あいをしたスープは岩魚の風味がしっかりと感じ取れる優しい和風の味わい。具にもかりっとした岩魚の唐揚げも乗っています。じゃい麺との相性もぴったりで、別皿で出される白胡麻、練りワサビ、刻みねぎ、さらに黒七味といった薬味をお好みで加えて様々な楽しみ方ができます。
(03.05.17)
今日はつけじゃい麺。三角形のザルに入った日本そばのような灰色がかったもっちりしたコシのある太麺と他には無いユニークな麺に、ほのかな甘みのあるつけ汁、そして器に入った割り用のスープが一緒に出てきます。麺の上には刻み海苔がまぶされ、スープと麺の相性もぴったりでこれで400円とは実にリーズナブルです。
(03.06.29)
鴨汁つけじゃい麺。日本そばのような極太の麺は前回食べた時よりボリュームがアップして今度は丸いざるに入って出てきました。濃厚なコクのある鴨汁の中には鴨肉や焼き長ネギなどが入りさらに丸ごとの半熟味玉、ミツバが入って日本蕎麦店で食べる鴨汁そばなどに比べて非常にお得感があります。
かけ（塩）。余分な具は入らずシンプルに麺とスープの旨みを堪能できる一品です。
(03.12.21)