[Qタローのラーメン情報室]

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藤巻激城 中目黒 12:00、13:00、14:00の各1時間単位の完全予約制 月・火・水・木休み
藤巻激城 目黒区上目黒3-36-28 Tel 03-3792-7743

東急東横線・中目黒駅から徒歩10分。駅を出て線路沿いに都立大学駅方面に進み遊歩道のある交差点に出たら一番右側の坂を上る細い道を道なりにしばらく進み突き当たりの交差点を鋭角的に左に曲がり、すぐに次の角をやはり鋭角的に右に曲がりしばらく進んだコンクリートの壁に覆われた中に小さな入り口があります。

池尻大橋にあった店が2007年11月に突然閉店しましたが場所を移して満を持してブラッシュアップして店名も"激場"から"激城"に変わり、まさに城と呼ぶのにふさわしい様相となって再開しました。
ほとんど人通りの無いような高級住宅街の中にあり、まさに隠れ家的な立地ですが要塞のような建物の中に入ると壁の岩から滝の流れる重厚でゆったりとした店内。カウンターの前にふっくらとしたソファーが並び、後ろにはゆったりとした広いスペースにテーブル席があり、さらに地下へと続く階段があり異空間に迷い込んだような雰囲気に包まれます。地下にはビリヤード台のある部屋やさらに隠し扉の向こうにはミニバスケットコートまであります。
店内にメニューはありませんが五味融合美彩麺の赤・白・黒の3種類で各3000円、五味融合皇帝麺 10,000円。他に季節限定メニューも登場します。

五味融合美彩麺には実に33種類もの素材が使われており内訳は、鶏、豚、ネギ、生姜、干しエビ、卵、ニンニク、唐辛子、バイマックル、レモングラス、カー、胡麻、海老、烏賊、レンコン、玉ネギ、パクチー、モヤシ、トマト、しめじ、青パパイヤ、セロリ、レモン、大葉、小麦、米、えびみそ、タマリンド、長ネギ、大豆、干し貝柱となっているそうです。

営業時間が1時間単位の完全予約制に変更になりました。来店の前に予約電話を入れて席を確保してから行くようにする必要があります。
従来からのお客様を大切にするという考えにより完全会員制となりました。一見のお客は6月1日新規開店の南砂町の「緑一色」か2009年7月6日開店の札幌の「加哩激場麺」で食事をすれば紹介状を発行するようになります。

営業時間と提供メニューが変わって、金土日の昼の部のみとなり2名以上で3日前からの予約が必要となりメニューは五味融合皇帝麺(10,000円)のみとなります。

藤巻激城
藤巻激城
トムヤム激城麺(赤)。 池尻大橋時代と変わって赤と黒の器に入って出てくるトムヤム激城麺は器の淵に蘭の花が飾られ目にも鮮やかなビジュアルです。スープは以前に比べてさらに味わいに深みが増し辛さは控えめになりましたが、その分スープの幾重にも重なった様々な味わいが一層ダイレクトに伝わってきます。トッピングには青パパイヤのスパイシーサラダ、海老と紋甲イカのすり身ゆで、パクチー、パプリカなどが彩りを飾り底には挽肉が沈んでいます。麺は前と変えていませんがスープの味わいの変化によって力強さが引き出されてまるで違う麺のように感じられます。
一緒に出される香草の乗ったライスにはその場ですりおろす本ワサビが添えられ、最後に残ったスープの底に沈んだ挽肉やスープを加えておじや風にして最後まで楽しめます。
(08.06.10)

トムヤム激城麺(赤)
トムヤム激城麺(赤)
トムヤム氷城麺。 8月31日までの夏季限定メニューです。金色に輝くプレートの上にクリスタルの器にキリリと冷えた冷やし激城麺が盛り付けられています。エスニックな酸味と深みのあるスパイシーな辛さのある氷の浮かんだスープにツルっとした食感の透明なフォー(米麺)がぴったりとマッチしています。コリっとした食感の青パパイヤ、海老と紋甲イカのすり身ゆで、刻みトマト、パプリカ、モヤシ、白髪ネギ、糸唐辛子そして香草の風味が全体を引き締め、底には挽肉が沈み旨みを引き出しています。
最後に残ったスープを一緒に出されるライスに添えられたワサビと共に入れて最後まで楽しめます。 (08.07.10)

トムヤム氷城麺
トムヤム氷城麺
トムヤ激城つけ麺(赤)。 裏メニューのトムヤム激城麺のつけ麺(赤)を作ってもらいました。つけ汁はトムヤム激城麺のスープの味付けを濃くしてありますが、もちっとした中細麺と細切りパパイヤ、白髪ネギを浸して食べると程よい味わいとなります。コリっとしたパパイヤの食感が独創的です。最後に残ったつけ汁をスープ割りしてもらいご飯に加えてエスニック雑炊風にして最後まで楽しめます。(08.08.29)

トムヤ激城つけ麺(赤)
トムヤ激城つけ麺(赤)
トムヤム激城麺(黄)。 赤・白・黒の3種類のトムヤム激城麺の他に実は第4のメニューとして黄があります。いつもある訳ではなく藤巻さんの気が向いたときに作ってくれますが一応3種類全部食べてから頼めるようです。ベースのトムヤムスープにマイルドでスパイシーなカレー風味が加わったものですが他では食べられないエスニックな独特の風味を楽しむことができます。(08.10.31)

トムヤム激城麺(黄)
トムヤム激城麺(黄)
五味融合美彩麺(緑)。 従来のトムヤム激城麺からネーミングが五味融合美彩麺に変更になりました。
2009年6月1日江東区南砂町に開店する「緑一色」で提供されるメインメニューとなるタイ風グリーンカレーをベースとしたつけ麺スタイルの「緑」をここで作るのは最後ということで作ってもらいました。
ほうれん草を練りこんだ緑色の麺の上にパパイヤ、香草、白髪ネギが盛られ、つけ汁はスパイシーなグリーンカレーをベースに10数種の素材を使った深みのある味わいで目につくだけで挽肉、大き目の賽の目に刻んだ茄子、山芋、アスパラ、タケノコなどの野菜の様々な食感が交互に現れてきます。残ったつけ汁を一緒に出されるワサビが添えられたジャスミンライスに加えてカレー雑炊風にして最後まで楽しめます。(09.05.29)

[緑一色](完全予約制)
江東区東砂6-4-3 仁愛食品敷地内
Tel:03-6659-7016

五味融合美彩麺(緑)
五味融合美彩麺(緑)