[Qタローのラーメン情報室]

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藤巻激場 (移転)池尻大橋 12:00〜15:00 水曜休み
藤巻激場 世田谷区池尻3-19-5 Tel 03-5481-5838

東急田園都市線池尻大橋駅西口を出てR246を右に200mほど進んだ右側。

2006年4月プレオープン、10月28日正式オープンのトムヤムラーメン専門店。R246に面していますが看板には藤巻激場とのみ書かれていて知らない人は何の店だかわからないでしょう。
店のイメージカラーは赤と黒、配管がむき出しになった店内L字型のカウンターのみ10席。ちょっとこわもてなご主人が一人でやっていましたが食べ方などを詳しく説明してくれて見た目とは違って話すと優しい方です。店内にメニューは無くトムヤムラーメンの赤か黒か白の3種類で各1400円ですが、初めての人は赤から注文してくださいとのこと。
10月28日から激場としての入場料として100円必要になります。

トムヤムラーメン(赤)。一緒に香草の乗ったライスが付いてきますがこれは 「1.レンゲでスープを四〜五杯入れる 2.穴開きレンゲで具材をすくう 3.ピックナンプラーを一〜三杯入れる 」の手順で食べてくださいと説明してくれました。
丼の淵には蘭の花が飾られています。レモンが添えられているので絞って入れてくださいとのこと。スープを口に含んでみると幾重にも重なった様々な味わいが押し寄せ一口でこれは美味いとの思いが広がります。辛さと酸味だけでなく複合した旨みが感じられさらにレモングラスの香りも加わり今までに食べたエスニックラーメンとは別次元の味わいです。もちっとした食感の麺に人参とセロリのスパイシーサラダ、海鮮団子、パクチー、パプリカといったトッピングが彩りを沿え底には挽き肉が沈んでいます。
(06.10.17)

トムヤムラーメン(赤)
トムヤムラーメン(赤)
トムヤムラーメン(黒)。 ビジュアルとしては赤ほどの華やかさはありませんが、黒ゴマの風味が加わり濃厚な味わいとなっていて、より和風な味わいになっていて一層タイ料理と和風の融合が進んだ感じです。
(06.10.23)

トムヤムラーメン(黒)
トムヤムラーメン(黒)
トムヤムラーメン(白)。 赤をベースとしながらもココナッツミルクの芳醇な香りとクリーミーさが加わりほのかな甘みがエスニックさをさらに引き立てて、他では経験したことの無い独特な旨みが味わえます。
(06.10.25)

トムヤムラーメン(白)
トムヤムラーメン(白)

一巡したのでトムヤムラーメン(赤)を再度。今月から入場料100円がかかるようになりましたがそれでも開店早々から満席となり待ちも発生しています。
様々な旨みが凝縮されたスープはティーヌンなどのトムヤムラーメンとは異なったオリジナルさがはっきりと現れており惹きつけられる味わいです。(06.05.31)

今月20日よりワンランク上を目指してさらに厳選された素材を使ったものとするので入場料込みで赤・黒・白とも1500円となります。
トムヤムラーメン(白)。ココナッツミルクのクリーミーな味わいの中に辛みとエスニックな酸味が同居して様々な旨みが絡み合ったコクのあるスープ。もっちりとした平打ち麺がスープとマッチしています。一緒に出されるライスの上の香草は今日はペパーミントが使われています。黒の場合はバジルとそれぞれのスープとの相性を考慮して使い分けているようです。(06.11.08)

トムヤムラーメン(赤)。 本日よりワンランク上を目指して赤・黒・白とも入場料込みで1500円となりました。
リニューアルした内容は、"前彩":ソムタム(青パパイヤのスパイシーサラダ)、"湯":トムヤム(赤 トムヤムスープ、白 ココナッツトムヤム、黒 黒ゴマトムヤム)、"海鮮":トードマンクン(海老と紋甲イカのすり身ゆで)、"麺":バーミー(特製平打ち中華麺)、"飯":バカバオナーム(鶏そぼろごはんの茶漬け風)のお品書きにあるようにタイ料理のコースが一つの器の中で実現されています。スープは以前に比べてより一層奥行きのある味わいとなり、人参とセロリの代わりに加わった青パパイヤの食感も良くトムヤムスープとの相性もぴったりです。
(06.11.20)

トムヤムラーメン(赤)
トムヤムラーメン(赤)

トムヤムラーメン(白)。 昨年衝撃的なデビューを飾った藤巻激場ですが今年の初ラーメンはこちらの「白」。
赤をベースにココナッツミルクのまろやかさが加わり様々な素材が複雑に絡み合った他では味わえない独特の風味で、好きな人にはやみつきになるのも納得です。
新たに「トムヤムクン激城麺」と称したメニューが登場しています。具材はスープ・麺のみで一杯1万円という衝撃的な値段で、3色召し上がったお客様のみという条件があります。果たしてどんなサプライズがあるのか気になるところです。
(07.01.05)

トムヤムラーメン(白)
トムヤムラーメン(白)

トムヤムラーメン(赤)。 一緒に出されるご飯にワサビが沿えられるようになって最後にワサビ茶漬け風となり和の風味との融合が 違和感なく実現されています。
2月3日より営業時間が12:00〜15:00の昼のみの営業となります。(07.02.01)

トムヤム激場麺(赤・上)。 内装工事も終わり再開。店内は赤と黒を基調とした激場と呼ぶのにふさわしい雰囲気となっています。
名称もトムヤム激場麺となってそれぞれ赤・白・黒となります。
久しぶりの赤ですが常連にのみ提供される「上」で頼みました。赤というより黄といった色合いですがエスニックな味わいがより一層強調されています。
(07.05.15)

トムヤム激場麺(赤・上)
トムヤム激場麺(赤・上)

トムヤム激場麺(黄)。 赤・黒・白の他に4番目として夏季限定で黄色があります。トムヤムスープにカレースパイスが溶け込んでまさに黄色いスープですが単純なカレー味ではなくパクチーの香りが特徴的なエスニックな風味満点の味わいで複雑で深みのある味わいとなっています。(07.05.30)

トムヤム激場麺(黄)
トムヤム激場麺(黄)

2007年7月7日より夜の部が「AsianBowl」として15:00〜22:00(L.O.21:30)始まりました。
夜の部はトムヤム麺はなく、スペシャルメニューで名物パカパオ(ハーフサイズ 500円)、ゲンキョウワン(ハーフサイズ 500円)、クィティオ・ソムタム(ハーフサイズ 500円)。
セットメニューで、アジアン・ボウル(名物パカパオと青パパイヤのフォーのハーフ&ハーフ 900円)、ココナッツ・ボウル(グリーンカレーと青パパイヤのフォーのハーフ&ハーフ 900円)。
ビール(シンハ・ビール、アサヒビール)各500円、ソフトドリンク(マンゴージュース、グァバジュース、ウーロン茶)各300円、デザート(季節限定デザート各種)300円。

アジアン・ボウル。 名物パカパオと青パパイヤのフォーのハーフ&ハーフのセット。
名物パカパオは鶏そぼろのスパイシー・バジルご飯でライスの上に鶏そぼろと目玉焼き、香草がまぶされているので良くかき混ぜるとピリっとしたスパイシーな辛さと玉子の甘みが調和した絶妙な味わいとなり香草の香りがアクセントとなっています。
クィティオ・ソムタムは青パパイヤのしゃきっとした食感につるっとしたフォー、鶏ささみが入り、ピリ辛の透明感がありながら深みのあるスープですっきりとした味わいとなっています。好みでナムプラーを加えてもいいでしょう。(07.07.11)

アジアン・ボウル
アジアン・ボウル
クリスタル。 夏季限定の冷やしフォーです。透明な器に綺麗に盛り付けられ氷の浮かんだ冷やし麺はエスニックな辛さの中に様々な旨みが溶け込んだ深みのある味わいです。つるっとした平打ちの米麺(フォー)がこのスープとうまくマッチしています。コリっとした青パパイヤ、蒸し鶏、刻みトマト、モヤシ、細切りネギ、そして香草の風味が全体を引き締めます。最後に残ったスープを一緒に出されるライスに添えられたワサビと共に入れるとツーンとした辛さが加わり実に相性の良いことがわかります。メニューには載っていませんが頼めば作ってくれます。 (07.08.02)

クリスタル
クリスタル
トムヤム激場麺(赤)。 登場して1年あまりですが今までに無い衝撃的な味であっという間に人気となったお店ですが本日を持ってここ池尻大橋での激場の第一幕が閉じられることになりました。
名残惜しむ常連さんたちで満席で待ちが出ていましたが藤巻さんは次のステージに向けてすでに踏み出しています。しばらくはトムヤム激場麺は封印されますがいつの日かさらにブラッシュアップした作品の登場があるでしょう。
最後の一杯はやはり基本の赤。味だけではなく五感に訴える傑作を存分に堪能して記憶に留めてお別れとなりました。(07.11.13)

   (2007年11月13日一旦閉店し、2008年6月中目黒に移転して再開

トムヤム激場麺(赤)
トムヤム激場麺(赤)