[Qタローのラーメン情報室][所沢エリアのラーメン情報]

さくら家 (閉店) 五霞町 11:30〜14:00 日祝休み
さくら家 茨城県五霞町元栗橋445 Tel 0280-84-1139

住所は茨城県五霞町ですが、埼玉県幸手市と入り組んだ場所にあり、ほとんど幸手市に限りなく近いので特に幸手で紹介します。
国道4号線を幸手市内中心部から古河方面に進み、幸手市内のレストラン「サイゼリア」の信号(北2)を右折し3つ目の信号(Y字路でGSあり)を左折し一つ目のT字路を左折し100m位の左側。大きな目印は、権現堂の大噴水が目の前にあります。徒歩圏内の最寄り駅は無いので車でないと行けないでしょう。
政宗ラーメンめんじゃらけの師匠がやっているお店。地鶏ラーメン研究会五霞研究所も兼ねていて、ラーメン店開業を志す人に研修を行ったり、開業時の指導を行ったりしているので、臨時休業になる場合もあるので注意。店内は店主自ら手作りの趣のあるテーブルや椅子が置いてある。
中華そば500円、チャーシューメン800円、塩ラーメン600円、塩チャーシューメン800円、塩バターラーメン800円、ネギラーメン700円、ネギチャーシューメン900円、赤みそラーメン700円。

塩ラーメンを食べました。麺は自家製手打ち麺で、優しい食感で柔らかめながらコシがありスープとの絡みが非常に良い。スープは沖縄産天日塩を使用、地鶏の風味が実に良く出ていて充分なコクが味わえる。具のチャーシューは知多半島産の地豚ロース使用の肉厚で大きなものが2枚も入っていて、柔らかく肉の旨みが良く出ている。
政宗ラーメンやめんじゃらけも美味しいのですが、さらに鶏の風味が強く出ていてさすがに師匠の腕は確かです。
(01.02.03)

今日は、新しく始まった地地(じじ)ラーメン(990円)+伊達地鶏の煮玉子。地鶏と地豚から取った名前だそうですが、スープに使われているのかと思ったものの実は具の方に、大きな地鶏のもも肉と地豚の柔らかいチャーシューがどーんと乗っていました。ベースのスープは塩ですが、しっかりと味付けされた鶏もも肉からスープの方に味が移り、醤油のような味わいになっていました。今日が初めてのお披露目だったので、感想を聞いて、これから鶏の味付けを工夫していくそうです。
夏には秘密の場所で採れるある海産物の素材を使った塩を出したいそうですので、出来た頃にまた行ってみたいです。
なお、現在は福島に新たに開店する伊達屋の準備で忙しい模様。さらに千葉県でも出店の話があるそうです。
(01.03.17)

本日は、福島の伊達屋のオープン準備のため、ご主人の多田さんは留守でしたが、奥さんが替わりに作ってくれました。なお、前回食べた地地ラーメンは改善中のため現在休止中。
仕込みはご主人がやっていってくれたそうですが、特別に作っておいてくれた地鶏団子を使った、ご主人おすすめの特別メニュー、地鶏団子入り入り塩バターラーメンを食べました。
今日のスープは、濃厚な鶏のエキスを充分に堪能できる出来でした。これにさっぱりした地鶏団子が入り、団子そのままで食べても美味しいのですが、崩してスープと合わせるとまた違った味わいを楽しめます。
バターは、最初は別皿で出してもらい途中から投入しましたが、実に濃厚で風味豊かなバターで、単体で食べても美味しいのですが、スープに入れると主張が強すぎるため、せっかくの鶏の風味が薄れて全く違った味わいに変わってしまうので、入れない方がいいでしょう。
(01.04.14)

福島の伊達屋に続いて、千葉に伊達屋千葉店と群馬県の館林にも研究会出身の店が新たに開店したそうです。
今日はまた本日特別のシーリ貝塩ラーメンと「とんまラーメン」を作ってもらいました。
シーリ貝とは、茨城県の鹿島沖の特別なポイントで採れる貝のことで、今日使ったのはまだ子供の貝で、夏には店主自ら潜って採ってきた年代物を使ってもっと旨みの良く出るものを使うそうなので楽しみです。
スープは貝の生臭さは無く、すっきりした旨みが感じられる。これに政宗ラーメン脇の製麺室で打ち立てのふわっとした優しい麺が良くなじみ、良く味付けされた上質のチャーシューと共になかなかの出来映えです。(01.05.12)

   (2001年6月30日閉店、9月に栃木県野木町で移転再開予定)