[Qタローのラーメン情報室][渋谷の食べもの屋さん]

めじろ 代々木 11:30〜22:00 日曜・第2土曜休み
めじろ 渋谷区代々木1-58-7 Tel 03-3299-8050

JR山手線・総武線代々木駅北口を出て右へ50mほど進み最初の信号を左に曲がって50mほど先の右側。徒歩3分。

2004年10月10日開店。神奈川県の藤沢にあった人気店が都内に移転してきました。七重の味の店とあるように多彩なメニューを次々と提供するご主人の懐の深さがうかがえるお店です。食券機にずらっと並んだメニューを前にしばし選択に迷いそうです。藤沢時代のスナック風の店舗からカウンターのみ12席のラーメン店らしい雰囲気の店舗になっています。お店のページ

らーめん 730円、焦がしねぎらーめん 840円、煮干らーめん 840円、塩らーめん 730円、塩焦がしねぎらーめん 800円、鰺塩らーめん 840円、塩煮干らーめん 840円、味噌らーめん 840円、味噌たんたんめん 840円、たんたん麺 840円、昔のらーめん 730円。特製ぶっかけ 840円、カレー丼 200円。
夏季メニューで冷しつけ麺(140g 700円、140g割ダシ付 800円、210g 800円、210g割ダシ付 900円)、塩煮干冷しらーめん 800円。各種類ともちゃーしゅう麺は300円増し、大盛り100円増し。
なおメニューは時々変化します。

鰺塩らーめん。鰺(アジ)ベースのスープは厳選された素材からの旨みが良く出ており、あっさりしていながら深みのある味わいで揚げ葱とのバランスが良く取れています。細縮れ麺はスープとなじんでいます。具には大きな肩ロースチャーシュー、幅広のメンマ、海苔、そしてめじろ独特の3種類の小口切りされた葱は健在です。

味噌らーめん。ややピリ辛もありながら甘さも感じられるコクと旨みのある濃厚な味わいのスープ。麺は細麺だがスープに負けることなく良く絡みます。

煮干塩らーめん。最初の口当たりは鰺塩らーめんと同じようですが底の方から煮干しの風味がガツンと湧き上がってきます。トッピングなど基本的なスタイルは上の2種類と同じですがそれぞれのスープともダシの旨みがしっかりと伝わってきます。(04.10.09)

煮干らーめん。淡い醤油味の中に煮干しの風味がふわっと立ち上がり各種素材のバランスが絶妙に取れたスープで底には煮干しのかけらが沈んでおり食べ進むにつれさらに煮干しの風味が増してきます。細縮れ麺との絡みも良い。具には大き目のチャーシュー、幅広メンマ、海苔、小口切りのネギの食感も良い。(04.10.13)

塩焦がし葱らーめん。熱々のスープからはいかにも厳選された素材を使っているとわかる雑味の無いふくよかな旨みがじわっと感じられる。ヒマラヤ岩塩を使った塩ダレがシャープな味わいを引き立てます。(04.10.28)

鯵塩らーめん。じんわりと旨みの広がる深みのあるスープは最初のインパクトこそありませんが様々な素材が複雑に絡み合った飽きのこない味わいです。(04.11.10)

らちゃんめん(900円)。スープの上に乗ったふんわりした淡雪のようなもののビジュアルに驚かせられますが、里芋をすりおろしたものに魚介の風味が加わったものでまろやかな口当たりで淡い味わいの中にじんわりした旨みのあるスープとマッチしています。上に添えられた揚げネギの風味も良い。下には肉厚のチャーシューと太いメンマが隠れておりざくっと小口切りされたネギとコシのある細麺との組み合わせ。限定10食程度。(05.01.28)

雑誌東京一週間の企画で2月2日から14日まで1日10食限定の限定らーめん(めじろ特製3)(1000円)。羊をテーマにしたラーメンで味噌をベースに羊から採ったダシをミックスしたもので、具にもローストしてから味噌づけにしたモモ肉と塩胡椒で下味をつけて焼き上げた骨付きのラムチョップの2種類のラム肉がどーんと乗っています。ラム肉は適度に柔らかくクセもなく味付けもしっかり。(05.02.02)

限定冷やしラーメンの通称おっぱいちゃん(1200円)。底の浅めの器の中央には分厚いかしら肉が置かれその上にはふんわりと丸く盛り上がった玉子焼き。底には豚骨ベースの良く冷えたスープ、しなやかな細麺とタレの味を封じ込めたゼラチン状の煮こごりが回りを囲みスープとなじんでいます。豚骨スープのほのかな甘みとしゃきっとした野菜の酸味が調和しています。(05.04.13)

さらにもうひとつの冷やしの塩煮干し冷やしらーめん(800円)。昼・夜限定各5食。ひんやりと良く冷えた塩スープに煮干しの風味が一体となって溶け込んで、煮干しだけでなく様々な素材が複雑に絡み合った深みのある味わいです。自家製の細麺と煮凝りと一体となったミートローフのような食感のチャーシューとの取り合わせも秀逸です。(05.04.15)

今日から始まった怒涛の冷やし9連発は別名役満シリーズで第1弾として登場は冷やし納豆和えそば。
正式名称は国士無双(800円)。すっきりした良く冷えた魚介系のスープにらちゃんめんにも使われているふんわりした練り物の下にはとろりとした納豆が味わいを引き立てます。自家製の細麺のしなやかな食感がスープとなじんでいます。(05.08.01)

冷やし役満シリーズの第2弾は大三元(800円)。節系の風味が溶け込んだきりっと冷えた塩ベースのスープに自家製のしなやかな中太麺。熟成トマトとチーズをペーストした赤、ホウレン草の胡麻和えをペーストした緑、はんぺんを四角く切った白と3色揃って味わいもバランスが取れています。これに海苔とちらっと揚げネギが加わり麺の下にはチャーシューとメンマが隠れています。(05.08.04)

役満シリーズの第3弾の緑一色(800円)。いわば冷やし味噌カレーとでも言うべきものです。ほうれん草を練りこんだ緑色のしなやかな中細麺にグリーンカレーを味噌ダレに溶かしこんだ冷たいスープ。味噌とカレーの相性は良く、味噌の甘みの中からすっきりした辛さが湧き出してきて味わいの変化が楽しめます。具には鶏肉と青竹をイメージしたインゲン、メンマ、海苔。(05.08.08)

役満シリーズの第4弾は天和(800円)。エベレストをイメージした一品は紅茶を練りこんだ香ばしい麺が高く盛られ、手前にはハンペンと紫芋に魚ダシを加えてムースにしてふわっとした雲をイメージしています。醤油ベースの冷えたスープは柚子の風味が効いて爽やかな味わい。他に肉厚のチャーシューと海苔、メンマが添えられています。(05.08.11)

役満シリーズの第5弾は地和(800円)。江ノ島をイメージしたという抹茶を練りこんだ弾力のある茶色い麺の回りには煮干しダシなどを使ったぷるっとした透明なゼリーが囲み、食べ進むにつれ徐々に溶け出してさっぱりとしたスープとなじんでいきます。(05.08.17)

シリーズ第6弾の四暗刻(800円)。鶏を使ったコクのあるスープを良く冷やして自然にゼラチンのとろみが出た風味あふれる一品です。香ばしく焼き上げた鶏肉チャーシューとメンマ、海苔といった具が味わいを引き立てます。(05.08.18)

シリーズ第7弾の字一色(800円)。らちゃんめんと同じようにふわっとしたムースで一面に覆われた下には自家製のもっちりした極太麺と醤油ベースのスープをジェル状に仕上げたタレ、チャーシュー、メンマ、レタスが隠れムースとスープが麺に絡み、ずしりとした食感の中に爽やかな旨みが広がります。(05.08.22)

第8弾は清老頭(800円)。真鯛を使った塩味スープは鯛のダシが実に良く出てふくよかな旨みが広がります。揚げネギの風味が全体の味わいを引き立て自家製の平打ちのもっちりした太麺との相性もぴったり。香ばしく柔らかなチャーシュー、メンマ、海苔といった具も全体と調和しています。(05.08.25)

役満シリーズ完結編となる第9弾は九連宝燈(800円)。冷やし味噌担担麺といったところですが金の牌をイメージしたチャーシューとネギを玉子焼きではさんだパイが乗ってます。 自家製の太麺は辛さのインパクトにも負けないずっしりした食感でスープとしっかり絡みます。(05.08.29)

怒涛の9連続冷やしに続いてさらにプラスアルファが登場。
まずは鴨汁冷やしつけ麺(800円)。鴨のエキスが和風醤油風味のつゆに溶け込んでさっぱりしながら濃厚な味わいで自家製の細麺との相性もぴったり。ちらっと浮かんだ揚げネギの香ばしさが全体を引き締めます。スープ割りしてもらうと今度は煮干しの風味が効いた味わいが楽しめます。(05.09.14)

プラスアルファの第2弾、冷しカレー味噌らーめん(800円)。最初はこってりしとした味噌の甘みがそして食べ進むにつれてカレーの辛さがじんわりと湧き上がる旨みたっぷりの冷たいスープにもちっとした平打ち麺が絡んだ本格派です。(05.09.16)

川崎への出店に伴って12月18日よりしばらく休業となります。

今日は今年の冷やしらーめんの集大成で特別に塩煮干し冷やしらーめん。
春に出した塩煮干し冷やしと違って煮凝りこそ入りませんが旨みたっぷりの香ばしいチャーシュー、揚げネギ、幅広メンマといった脇役とともに煮干しの風味あふれるスープと自家製の中細麺が一体となった一品です。

続いて極太麺を使ったぶっかけ
10分以上茹でてもがっしりした硬さのあるまさにうどんにも匹敵する極太麺に特製醤油ダレ。生卵が乗ってマイルドさを加えた一品でよくかき混ぜて食べるとインパクト充分。

さらに土曜夜のラーメンとして最後のあんきもらーめん
白濁したスープは一見豚骨風にも見えますが動物系は一切使われておらず、それでいてあんきもの濃厚さが引き立ち旨みたっぷり。ぶっかけにも使われた極太麺がこの濃厚なスープに負けずに力強さを引き立てています。とろみを出すためにご飯が使われており最後に底の方を見るとご飯粒が沈んでいます。大西さんが自分でぜひこれを食べたいものを作ったと言うだけあり、これまでのめじろではお目にかかれない一品となっています。
(05.12.10)

川崎店立ち上げのためしばらくお休みしていましたが4月3日より再開しました。
煮干塩らーめん。透明感のあるすっきりしたスープに底に沈んだ大量の煮干しのかけらを見てわかるようにふんだんに使っていながら前面には押し出さず深みのある味わいに仕上げています。自家製の中細麺はしなやかな弾力があり肉厚のチャーシュー、極太メンマとともにスープに浮かんだ葱の甘さがこの店独特の味わいとなっています。(06.04.05)

冷やしらちゃん麺。ふんわりとしたムースに覆われた下は節系の風味の冷たい和風スープ。スープのほのかな甘みと揚げネギの苦味にムースが調和したバランスの良い味わい。がっしりした歯ごたえの極太麺の食感も良い。香ばしい肉厚のチャーシューは肉の旨みが良く出ています。(06.05.08)

以前、24で挑戦した「夢一夜 瞬き」のリベンジで冷やしら〜めんサワー。今回は見事に成功。中細のしっかりしたコシのある麺にシュワっとボンベから注がれたスープは炭酸の細かな泡に包まれて口の中でジュワっと弾けます。しばらくすると泡が治まり節系のさっぱりしたスープの旨みが引き立ってきます。麺を食べ終わった頃を見計らって再度ボンベからスープを注入してくれて最後まで楽しめます。(06.05.31)

煮干しら〜めん。すっきりとして醤油自体の美味しさの中に煮干しの風味が溶け込んでじんわりとした旨みの感じられるスープは風味を引き出すために計算されたギリギリの温度調整がされています。自家製の優しい食感の麺がスープとうまくなじんでいます。揚げネギと小口切りされたネギが味わいにアクセントを与えています。肉の旨みをぎゅっと閉じ込めたしっかりした食感のチャーシューは香ばしさがあります。(07.02.21)

焦がしねぎらーめん。鶏をベースに野菜や魚介を加えすっきりした中に旨みが溶け込み、醤油そのものの美味しさが引き立つスープに焦がしネギの香ばしさが加わり非常に完成度の高い味わいです。自家製の中細ストレート麺は小麦の風味がしっかり出ています。これに肉厚で程よく味付けされた柔らかいチャーシュー、さくっとした食感の幅広メンマが加わり全体をまとめています。(07.03.09)

冷やし味噌らーめん。まろやかでほのかな甘みのある良く冷えた味噌スープにしなやかでしっかりとした硬さのある自家製麺。時々顔を出すピリっとした辛さが味わいにアクセントを与えています。香ばしく焼き上げられたチャーシュー、極太メンマ、白髪ネギ、海苔といったトッピングが脇を固めます。(07.05.11)

冷やし煮干らーめん。醤油自体の旨みがある中に煮干しの風味が溶け込んだスープは冷えていてもふんだんに使われた煮干しによってしっかりとした味わいです。パキっとした食感の自家製中太麺がスープとなじんでいます。トッピングには柔らかく仕上がったチャーシュー、さくっとした歯応えの極太メンマ、香ばしい揚げネギ、そして海苔。(07.05.25)

特製ぶっかけ。夜の部限定ですが明日から夜の部がしばらくなくなるのでこれも凍結されるのでしょうか。ごわっとした自家製の極太麺は歯応え充分でがっしりと噛み締めると小麦の風味が味わえます。底の方に沈んでいる醤油ダレと生卵、花鰹、刻み万能ネギそして別皿で出される中がとろっとして外側は香ばしく焼き上げられたチャーシュー、さくっとしたメンマを合わせてかき混ぜて食べるとジャンクっぽくなりますが味わいは上品です。(07.05.31)

塩煮干らーめん。2月から夜の部が再開して久しぶりに食べることができました。以前食べた塩煮干らーめんの時とは麺が自家製麺に変わっており、中太のしっかりとした食感の麺が底の方から煮干の風味がじんわりと広がる旨みのあるスープにマッチしています。極太メンマ、肉厚のチャーシュー、そして特徴的なネギの食感とともに焦がしネギのほろ苦さが味わいにアクセントを与えています。(08.02.07)

冷やしサワーら〜めん。以前、「24」で「夢一夜 瞬き」で初トライした炭酸入りの冷やしですが、その後試行錯誤しながら2006年に完成したメニューで今年から安定して提供されるようになっています。冷水で締めた麺に冷たいスープを注ぎ具を盛り付け、さらに冷やした魚介出汁入り炭酸をボンベからジャワっと注ぎ最後に海苔を乗せて完成。泡は徐々に消えていきますがしばらくは余韻が残っています。ほのかな甘みのある旨みの溶け込んだ醤油味スープに揚げネギのほろ苦さがうまく調和して、コシのある自家製の中細麺、極太メンマ、肉厚のチャーシューとともに完成度の高い一品となっています。(08.05.23)

塩煮干らーめん。今日のスープは底に煮干しのかけらがたくさん沈んではいますがどうも煮干しの風味が飛んでしまっているようで塩味スープとの一体感が欠けてしまい味わいに深みや広がりが感じられませんでした。麺は蓮のパウダーを練りこんだ自家製の中太麺で滑らかな食感となっています。(08.11.20)

酸辣麺(850円)。3月16日から21日までの限定で1日20食。酸味と辛さが適度に効いて自家製の中細麺のさっくりとした食感とともに中国料理店の酸辣湯麺などとは一味違ったさっぱりとして後味がすっきりとした味わいの酸辣麺です。トッピングにはたっぷりの挽肉、刻みトマト、穂先メンマ、溶き卵、刻みネギ。(09.03.17)