[Qタローのラーメン情報室][渋谷の食べもの屋さん]

中華そば すずらん 渋谷 11:30〜スープ切れ(23時頃)(16:00〜17:00中休み)日祝休み
中華そば すずらん 渋谷区渋谷3-7-5 tel 03-3499-0434

渋谷駅東口の右側の明治通りにかかる歩道橋を渡り渋谷警察の左側を首都高速に沿って坂を上り2つ目の角を右に入って50mほど先の右側。

2003年5月22日新規開店。真っ白な板壁の明るい外観の店内はカウンターのみ16席。

中華そば650円、地玉子そば750円、手打ワンタンメン850円、薩摩豚チャーシューメン950円、薩摩豚角煮そば1100円、チャーシューワンタンメン1150円、味噌中華そば750円、味噌玉子そば850円、味噌チャーシューメン1050円、味噌角煮そば1150円、つけそば650円、玉子つけそば750円、野菜つけそば850円、味噌つけそば750円、味噌角煮つけそば 1150円、薩摩豚チャーシューつけそば950円、薩摩豚角煮つけそば1100円。つけそばの大盛りは同価格。肉みそ飯350円、餃子(3個:300円、5個:500円)。

つけそばを食べました。透明感のあるつけだれはモヤシや青野菜がたくさん入って最初はタンメン風の味わいも感じられるが、表面の油のこってり感がありさらに動物系の風味が良く出ている。中太のストレート麺はつるっとした食感でしっかりした歯ごたえがあって引き締まっている。
(03.05.26)

今日は地玉子そば。透明感のあるスープはトンコツ清湯に魚介系が加わっているようですが表面の油によって鶏の風味も感じられる。ただ油が多すぎるのか後半くどく感じられるので油少なめで頼むと丁度良くなりそうです。自家製と思われる玉子つなぎの中細ストレート麺はしなやかさには欠けるがしっかりした固さがある。具にはチャーシュー、メンマ、小松菜、刻みネギ。地玉子は味付けは薄めの固めの半熟。 (03.08.07)

野菜つけそば。つけ汁の中に炒めたモヤシなどの野菜がたっぷり入り、透明感のある豚骨ベースの清湯に魚介系がミックスされたつけ汁は野菜の多さのおかげで油っこさが緩和され程よい味わいとなっている。自家製の中太麺はしなやかな食感でつけ汁の持ち上げも良い。(04.03.26)

+100円でつけそば各種に平打ち麺が選べるようになりました。
平打ち味噌つけそば。太さはまちまちですが最大は3cmはあろうかという幅広の麺はふわっとしながら弾力のある食感、よく縮れているのでつけ汁との絡みも良い。太いので1本ずつ食べるような感じになります。つけ汁は味噌っぽさは控えめで酸味と辛みがありマイルドな味わい。(04.10.19)

現在開発中の油そば(試作品)。麺の上にたっぷりの挽き肉が乗って見た目はジャージャー麺風ですが底にある秘伝のタレをかき混ぜて全体に行き渡らせるとソース焼きそば風のジャンクっぽい味わいに。 もちっとした自家製太麺の食感をうまく生かしている。さらに改良を加えて近日発売予定。(04.11.22)

近日発売予定の新作2種類の試作品を試食。
和牛スジ塩麺。豚のゲンコツや老鶏、赤身肉で取った黄金色に輝く清湯スープに手打ちの平打ち麺。和牛のスジ肉を柔らかく煮込んだものが乗り唐辛子が丸ごと一本、色合いを飾ります。柚子の風味が爽やかさを醸し出し今までのすずらんの他のメニューとは一線を画すさっぱりしながらも深みのある味わいとなっています。

味噌牛モツあつもり。1頭から100gしか取れない部位の豚のモツをとろとろに柔らかく煮込んでつけダレの具として使用。味噌とモツの取り合わせは相性も良くパンチのある味わい。麺は地粉をブレンドした自家製で極太の平打ちか丸太麺から選べます。特に極太平打ち麺に負けないようにするにはこのくらいインパクトのあるつけダレが必要かも知れません。
いずれもほぼ完成しており近日発売予定となっています。 (04.12.10)

前回試食した新作の塩ラーメンは数量限定ですが「上湯塩麺」として発売開始となっています。ただし早い時間帯で売り切れとなります。
中華そば。本来は塩ラーメンとセットの伽哩飯も一緒に試食。クリアな動物系の清湯スープの中に魚介系の風味が溶け込んで一体感のある深みのある味わいの上品なスープにがっしりした歯ごたえのある自家製麺がマッチしています。ぷりっとした味玉はとろりとした半熟でしっかりした味付け。
伽哩飯は良く煮込まれたインドカレー風でカレー専門店にも負けないコクのある味わいです。(05.01.04)

上湯塩麺(しおそば)(850円)。試作の時と基本のスープは同じですが試食時の感想をふまえて全体構成に手を加えてきました。和牛スジ肉の代わりに肉厚の焼豚と味玉を別皿で提供し、まずはスープそのものの味わいを損ねないようにしています。柚子の風味が爽やかな黄金色に輝く清湯スープの上には刻みネギの代わりに青菜にし、唐辛子も刻んだものにしてピリッとした辛さのアクセントを与えています。麺は極太の平打ち麺としてスープをしっかりと持ち上げています。
なお、もうひとつの試作品だった「味噌牛モツあつもり」も近く夜の部に登場の予定です。(05.01.06)

上記の新作が味噌生もつつけそば(950円)として夜の部限定で登場しました。とろとろに柔らかく煮込まれたモツ煮に野菜炒めのスパイシーな辛さが加わり味噌味スープと良くなじんだつけダレにしんなりとした中太平打ちの弾力のある麺の組み合わせです。(05.01.27)

今度は平打ち味噌生もつつけそば。とろけるように柔らかいたっぷりのモツと野菜炒めが乗ったスパイシーな味噌だれをまるでワンタンのようなつるっとした極幅広の麺が負けずにしっかりと受け止めます。(05.02.17)

さらなる新作として試作を続けてきた鶏パイタン麺シリーズが完成。来週早々にも発売開始です。
白湯麺(パイタンめん)。贅沢に国産鶏ガラ300羽を使い、手羽先、もみじ、老鶏とサツマイモ、かぼちゃなど大量の野菜を強火でガンガン煮だした濃厚なスープに、自家製のコシのある中細麺と合わせ、かえしには焼いた酒粕を風味づけとしています。表面にゼラチンの膜が張るほどに濃厚でありながらクリーミーで鶏の風味が一杯に広がるインパクトのある味わい。カリっと香ばしく焼き上げた鶏肉がトッピングとして乗っています。同じ鶏白湯でも川口にあるまる玉とは少し異なって野菜からのまろやかさが加わって飽きのこない味わいです。
(05.02.21)

本日より限定30食で鶏白湯の発売が開始されました。当面は金曜日限定となる予定です。
鶏白湯のメニューとして、鶏麺(とりそば)750円、玉子麺 850円、野菜麺 950円、チャーシュー麺 1050円、角煮麺 1150円、地養鶏チャーシュー麺 1000円、ネギ麺 850円。
鶏白湯(ネギ麺)鶏麺(とりそば)。最終試作に比べてややライトな味わいになっていますがそれでも鶏の風味が一杯に広がりバランス良く仕上がっています。しゃきっとした食感の細切りネギがいいアクセントになり柔らかな鶏肉チャーシューとやや太めのストレート麺と共にスープとの相性も良い。
(05.03.08)

鶏白湯(玉子麺)。表面にゼラチンの膜が張るほど濃厚でありながら口に含むと意外とさっぱりして適度な塩味が効いて、ちらっと浮かんだ唐辛子の辛みが味わいにアクセントを与えています。麺は前回に比べて心持ち細めになってさらにスープとの絡みが良くなっています。味玉は中は粘度の高い半熟で味付けもしっかり。具の鶏肉も適度な柔らかさがありこちらの味付けも良い。(05.03.11)

中華そば肉みそ飯。魚介系の風味がふんわりと立ち上がる透明感のあるスープにしなやかな中太の自家製中太麺が調和しています。肉みそ飯は道玄坂にある鬍鬚張魯肉飯の魯肉飯に似ていますがごろっとした肉の食感や甘めの味加減、メンマや青菜が入っていてまた違った味わいを楽しめます。(05.03.28)

鶏白湯(ネギ麺)。今日は壷に入ったニラキムチを一緒に出してくれたので投入してみました。鶏白湯のほのかな甘みとうまくバランスの取れた味わいになり、しゃきっとしたネギやちらっと浮かんだ鷹の爪とも良く合っています。スープは開店直後よりしばらく時間が経った頃の方が濃厚さが増しているようですが平均的な濃度を安定して保つのはなかなか難しそうです。(05.04.01)

鶏白湯(唐辛子麺)。甜面醤(テンメンジャン)を使って甘辛く味付けされた荒挽きの鶏そぼろが乗り、さらに別に壷に入った一味唐辛子と前回から登場したニラが一緒に出されるので自分で辛さの調節ができます。鶏白湯の濃厚さの中にある甘みに唐辛子の辛さが徐々に浸透して味わいの変化が楽しめます。(05.04.15)

鶏白湯(地養鶏チャーシュー麺)。今日の鶏白湯はとろみが良く出て表面にゼラチンの膜が張ってきます。甘みさえ感じられる濃厚なスープに回りがカリッとして中が柔らかい地鶏チャーシューの旨みが引き立ちます。(05.04.22)

鶏白湯(麻油鶏麺)(850円)。いつもの鶏白湯にマー油が加わったスープです。マー油は表面にちらっと浮かんでいますが鶏白湯をじっくり味わうにはマー油が若干じゃまをしているようで、普段ここの鶏白湯を食べ慣れている向きには変化球として面白いですが初めて食べる場合はノーマルメニューからの方がいいでしょう。(05.05.13)

鶏白湯シリーズの各メニューを一通り食べたので今日は基本に戻って鶏白湯(鶏麺)。ちょうどテレビ撮影中の真っ只中だったので食べている最中カメラが回っていました。塩加減、とろみ具合とも今日は絶好調で食べ終わるとゼラチンで唇がくっつくぐらいです。トッピングの鶏肉の味付けもすばらしく回りで食べている人たちもほとんど鶏白湯で12時半には売り切れてしまいしました。(05.05.20)

鶏白湯(角煮麺)。薩摩豚を使って回りをしっかり味付けされた旨みたっぷりの角煮は鶏チャーシューとはまた違って白湯スープとの相性も良くガッツリ食べたいときにはお薦めです。(05.06.17)

鶏白湯(唐辛子麺)。鶏白湯シリーズの中でも人気があるようで今日は周りで鶏白湯を頼んでいる人たちはみんなこちらを注文していました。鶏白湯のほんのりとした甘みの中に徐々に唐辛子の辛さが調和して味わいの変化が楽しめて最後まで飽きることなく味わえるからでしょう。大粒の鶏挽肉と鶏チャーシューの旨みが引き立っています。(05.07.01)

来週より発売予定の水晶の鶏冷し麺。1日限定10食程度の予定。 平べったく中央が少し深くなった器にたっぷりと入って出てくる冷やしラーメンは地養鶏モモ肉から抽出した清湯スープに長崎産焼アゴ、屋久島の焼き節から煮出した魚湯スープを合わせてきりっと冷えた和風コンソメスープとでも言うべき滋味あふれるスープで、口にひとくち含むと魚介系の旨みが一杯に広がりさらにすっきりした鶏の風味も感じ取れます。
具には鶏モモ肉の柔らかな煮込み、煮こごり、生姜、ミョウガ、自家製の梅干し、ぷりっとした海老と爽やかさを引き立て、さらにオクラと納豆のほのかなとろみで極細のしなやかでコシのある自家製麺と一体となっています。非常に手のかかった一品で冷しラーメンとしてはほぼ完璧といった見事な仕上がりとなっています。
さらにセットであめ色に仕上げた地養鶏の上にタルタルソースをかけてこってりとした味わいのチャーシュー飯が付きます。(05.07.05)

鶏白湯(ネギ麺)。時間帯にもよるのでしょうが今日のスープはいつもに比べてやや鶏の風味が弱めでクリーミーさが控えめでしたがその分塩気が前に出ているように感じられました。それでもゼラチンの膜が張るほどのとろみは良く出ています。(05.07.08)

鶏白湯(鶏麺)。先週とは変わって今日は鶏の風味が良く出てクリーミーでマイルドな味わいになっていました。相変わらず具に乗っている鶏チャーシューはしっかりした味付けで美味しいです。(05.07.15)

予定より少し遅くなりましたが今日から水晶の鶏冷し麺が始まりました。鶏チャーシュー飯タルタルソースとセットとなって1000円。1日10食で8月中はやる予定だそうです。金曜日は鶏白湯と重なりますが、鶏白湯の方を先にやって売り切れたら冷やしを始めるそうです。
きりりと冷えた鶏清湯と魚介系の風味豊かな透明感のあるスープにさっぱりした鶏モモ肉、煮凝り、生姜、ミョウガ、自家製の梅干し、ぷりっとした海老といった具にオクラと納豆からのとろみがほのかに出てしんなりとした自家製細麺としっかりと絡みます。冷やしラーメンとしてはこれまで食べた中でもトップレベルと言っていいでしょう。
鶏チャーシュー飯はこってりとしたタルタルソースがしっかり味付けされた鶏肉、レタスと絡んで美味。(05.07.28)

水晶の鶏冷し麺。今日のスープは前回に比べて透明感が薄れてやや醤油の色合いが強めに出ていますが魚介系の風味が溶け込んだ味わいは変わりません。(05.08.05)

鶏白湯(唐辛子麺)。唇がくっつくようなゼラチンの膜に覆われた鶏白湯に徐々に唐辛子が溶け出して味わいの変化が楽しめます。大粒の鶏挽肉と旨みのしみこんだ鶏肉チャーシューの美味しさは相変わらずです。(05.08.19)

来週から発売予定の新作、鬼豆腐の試作品。別名、唐辛子豆腐つけそばで食欲のわく夏のスタミナつけめんです。国産大豆を使用した豆腐にニラ、ニンニク、荒挽きの和牛・豚・鶏肉の挽肉を合わせたワイルドなつけ汁。麺は、太麺、ひもかわ麺、平打ち麺の3種の中から選べます。(写真は試作のため3種類混合)
一口目からガツンと来る辛さの中にも挽肉やニンニクからの旨みが出てしっかりした味わいが感じられます。(05.08.26)

冬に向けての新作ラーメン3種の試作品をすずらんフリークのktさんたちと試食。近日発売予定。試作につき実際に登場するときは変化があるかも知れません。
釜揚麺(釜あげ油そば かき玉スープ)。三種(平打ち・ひもかわ・太麺)の麺を選択。麺の上には自家製荒挽き肉を使用した肉みそが、底には特製正油ダレ、ニンニク、生姜、ネギなどが入っている。吉野くずでくず引きしたさっぱりしたかき玉スープに麺をつけても美味。

鴛鴦麺(おしどりめん)(かしわと合鴨の中華蕎麦)。鶏ガラ主体の清湯スープに焼節で採った魚湯を合わせ更に追い鰹をしたスープ。国産合鴨、地養鶏の手作りつくね、長ネギといった具に中華細麺と蕎麦を合わせた麺を使用。「かしわと鴨」、「中華麺と蕎麦」を”おしどり”に見たてて『鴛鴦麺』と名付けたそうです。

生腸麺(なまもつめん)(生モツ煮込みそば)。1頭から20cm250gしか取れない豚の良質の直腸を長時間柔らかく煮込み、人参、牛蒡、大根などの根菜をさっぱりした味噌スープと合わせたもの。ひもかわ麺で食べるとほうとう風の味わいです。
(05.11.25)

上記3種類のうち、まず釜揚麺(釜あげ油そば かき玉スープ)(900円)が1日限定30食で始まりました。なお年明け早々には鴛鴦麺(おしどりめん)が1週間程度の期間限定で提供される予定でその後、釜揚麺が引き続きしばらく提供される予定です。
がっしりした極太麺の底には甘辛く味付けされたタレが沈み麺の上にはごろっとした荒挽肉がしっかりと味付けされて乗っています。良くかき混ぜて麺と絡めて頂きます。濃い目の味付けですが一緒に出される吉野くずでくず引きしたさっぱりしたかき玉スープでうまくバランスが取れています。(05.12.06)

鶏白湯(鶏麺)。金曜日の鶏白湯が浸透しているようで今日は開店から注文するのはすべて鶏白湯ばかりでカウンターで食べている人すべてが鶏白湯と壮観です。12時前には売り切れてしまった模様です。今日のスープは初期の頃に比べるとさらっとした飲み口でしたがそれでも鶏の旨みがしっかりと溶け込んでいます。具の鶏チャーシューはしっかり味付けされて相変わらず美味しい。味玉が入っているのは卵券があるからですが最近はいちいち提示しなくても黙って入れてくれます(笑)。以前は新規の来客には皆さんにラミネートされた卵券を配っていましたが最近はさすがに見かけなくなりました。今持っている人は貴重ですので無くさないようにしたほうがいいです。(05.12.16)

限定で1週間だけ1日15食提供される鴛鴦麺(おしどりめん)。一緒に赤飯も付いてきます。鶏ガラ主体の清湯スープに焼節で採った魚湯を合わせ更に追い鰹をしたスープに国産合鴨、地養鶏の手作りつくね、合鴨のチャーシュー、長ネギといったトッピングとともに中華細麺と蕎麦を合わせた麺といった組み合わせでまさに鴨汁蕎麦の中華版といった豪華さだけでなく滋味溢れる味わいです。これをヒントにさらに新作の計画もあるようです。(06.01.11)

近日提供予定の新作限定麺2種の試食をさせてもらいました。
海南麺(あさりの酒蒸しと昆布鶏塩の二層麺)。一緒に「すずらん的海南鶏飯」がセットで付いてきます。ほうれん草を練りこんだ麺と中華麺との二層麺の細麺と細半平打ち麺を羅臼昆布のダシと鶏清湯に合わせ、自家製の梅干と大葉のペーストを別皿に。さらに別皿であさりの酒蒸しが付き、好みで少しずつ加えながら食べることによりトリプルテイストが楽しめます。

和牛伽哩麺(五種乱切つけそば)。自家製の麺五種類(平打ち麺・ひもかわ麺・太麺・中太麺・細麺)の麺を手もみすることにより独特の形状の麺が口の中で踊るような食感になるとともに、柔らかくなるまで煮込んだ和牛スジ、スネ、アキレス腱と玉ネギを主体としたカレールーはオリジナルブレンドのカレー粉を使用。麺とつけダレとの絡みを楽しめます。
いずれも近日限定メニューとして発売予定。(06.05.15)

夏季限定の水晶鶏涼麺。一緒にタルタルソースと甘辛く味付けされた挽肉のかかった鶏チャーシュー飯も付いてきます。ほのかな甘みのあるきりっと冷えた和製ブイヨンとでも言うような鶏清湯スープにしなやかな細麺。茗荷、オクラ、ナメタケ、納豆、梅肉、むき海老といった脇役とともに煮こごり、蒸し鶏が爽快さを引き立てます。(06.08.01)

新作の限定麺として近日発売予定の薩摩 軍鶏麺(ぐんけいめん)。 薩摩シャモと二層三種乱切り麺を使った塩味です。親鶏・手羽先主体の鶏清湯スープとベースに鶏挽肉を使用した鶏の滋味溢れるコンソメスープ。麺は自家製の中華麺と卵つなぎの全蛋麺を二層にして合わせさらに太さの違う三種類の乱切り麺として独特の食感を楽しめます。鹿児島産のシャモと自家挽きした鶏を生姜、葱、卵黄などを手ごねしたつくねがどっさりと浮かんでいます。別皿でシャモのモモ肉を醤油・みりん・はちみつなどを材料としたタレになじませオーブンでローストした鶏チャーシューが付きます。
さらに鶏肉と卵、葱を使った鶏飯も一緒に付いてきます。
キラキラと黄金色に輝く透明感のある鶏のエキスを抽出したまさにコンソメスープに緑色の乱切り麺の色合いも爽やかです。(06.10.20)

春碧麺(しゅんへきめん)。1200円(限定15食)。
たっぷりの自家製ミルクソースの中には青菜を練りこんで碧(みどり)色が冴える乱切りの三種類の麺が沈み、上には柔らな鶏肉、しゃきっとしたタマネギ、青菜が乗っています。まさにクリームスパゲッティのパスタの変わりに中華麺を使った様相を呈していますがこの変わり麺のおかげで違和感無く食せられます。 そしてつるっとしたワンタン入りの溶き卵スープが別容器で提供されます。 (07.05.16)

この夏の限定冷やし麺の第1弾。夏羽衣凉麺〜夏野菜の味噌羽衣冷やし麺〜。1200円(限定10食)。
九十九里産の煮干し、枕崎の本鰹を使った魚介系の魚湯ダシに白味噌を合わせた良く冷えたスープに夏野菜の素揚げしてさらに味付けされた茄子とピーマンが具材として乗り、さらにオクラ、ナメコ、山芋、納豆といった粘り気のある具材によってとろみが加わります。ツツツルっとした食感の幅広の麺がスープとマッチしています。一緒に小ライスが付いてくるので最後に残ったスープに投入して冷や汁風にして楽しめます。(07.07.25)

限定冷やし麺の第2弾。樹氷鶏涼麺。1200円(限定20食)。
透明な器に氷の浮かんだ鶏をベースとしたスープに煮干しや鰹節の魚ダシを合わせた塩味の和風コンソメスープ。これに緑色をした翡翠麺と中華麺がそれぞれ3種乱切りと全部で6種類の麺の組み合わせでそのうち平打ち麺はツルツルっとした食感でさっぱりとしたスープにマッチしています。具にはナメコ、オクラ、ほぐし鶏肉、ミニトマト、めかぶ、モロヘイヤなどが加わり、さらに別皿で野菜や鶏肉をピリ辛ダレで和えたサラダが出てきます。(07.08.15)

味噌角煮つけそば(平打麺)。味噌の風味を生かした味わいで、ぴりっとした辛さのあるつけ汁の中にはしゃきっとした野菜がたっぷりとチャーシューが入っています。3センチ以上の幅がありそうな自家製の平打ち麺はつるっとした食感で小麦の風味が感じられる旨みのある麺でつけ汁とうまくマッチしています。ホロホロと崩れるような柔らかさのある大きな角煮は味付けもしっかりしていてつけ汁に入れずにこのまま食べたほうが美味しいです。(07.11.05)

樹氷鶏涼麺。1400円(限定15食)。昨年に引き続き今年も夏季限定でバージョンアップして登場。別皿で野菜や豚しゃぶをピリ辛ダレで和えたサラダが出てきます。クリスタルな器に、真ん中に樹氷をイメージしたシャーベット状の氷が盛られ、赤、緑、黄色、白など彩りも鮮やかで見た目からも清涼感あふれる作品です。鶏をベースとしたキンキンに冷えたスープに煮干しや鰹節の魚ダシを合わせた塩味の和風コンソメスープに翡翠ひもかわ麺、ひもかわ麺、翡翠細麺、細麺など6種類の麺のつるっとした食感の変化も楽しめます。具にはナメコ、オクラ、ほぐし鶏肉、ミニトマト、めかぶ、モロヘイヤなどが入り、レモンの酸味がほのかに加わりパクチーの香りがエスニック感を醸し出します。(08.07.23)

紅宝麺 〜完熟蕃茄の冷やし麺〜。1400円(限定15食)。夏季限定で8月一杯まで提供の予定。キリリと冷えたトマトがふんだんに盛り付けられさらに2種類のグレープフルーツも加わりフルーティーな酸味に包まれた作品で、トマトの下には氷で締められたしなやかな細ストレート麺、甘辛な肉味噌が隠れ底にはタレが沈んでいます。無理にソースにせずに完熟トマトそのものの素材を使ってストレートにトマトの旨みが伝わってきます。(08.07.31)

漆黒叉焼麺(1250円)。普通の醤油ラーメンの透明感のあるスープに比べて濃い醤油色をしたスープに極太の丸縮れ麺、粗挽きの胡椒が振りかけられた小山のように盛られたモヤシと味玉の下には肉厚で肉の旨みを閉じ込めたチャーシューがどっさりと隠れていて食べても食べても次々と現れてきます。スープの表面に浮かんだ透明な香味油が醤油味やニンニクの風味を柔らかく包み込み見た目はジャンクっぽいビジュアルながら上品な味わいにまとまっています。武蔵野うどんのようながっしりとした力強い食感の麺は小麦の風味が感じられ実に食べ応えがあります。(08.10.29)

龍蝦麺(3000円)。正月限定のメニューですが金曜日の鶏白湯の日と重なったので鶏白湯バージョンでしかも通常は汁そばですがこの日はつけ麺スタイルです。和歌山産の天然伊勢エビをまるまる1匹使った豪華なメニューです。唐辛子麺とひもかわ麺のあつもりとなっていますが贅沢にさっぱりとした鶏白湯スープにつかっておりそのままでも鶏白湯として食べられますが、つけ汁は濃厚な辛く味付けされた辛味噌で赤と白のコントラストが鮮やかに映えます。伊勢海老はピリっと身が引き締まって歯ごたえ充分、鶏肉や野菜なども加わってさらに旨みを引き出しています。(08.01.09)

鶏白湯煨麺(1500円)。他の鶏白湯シリーズと異なってつけ麺スタイルです。さっぱりとした味わいの鶏白湯スープに煮込まれた野菜や鶏肉が入りさらに角煮がそびえたっています。平打ちの唐辛子麺とひもかわ麺がスープに浸され別容器で辛味噌スープが提供されます。鶏白湯は通常より薄味なので別皿でピンクソルトが添えられているので適宜加えて味わいに変化をつけることもできます。これらを組み合わせて各自様々な食べ方を楽しむことができます。(09.01.16)

鬼子麺(1800円)。限定メニューで副題として〜北海道産鱈白子の味噌唐辛子煮込みと蝦子湯の手延麺〜となっています。
麺とスープの入った丼と別皿で鱈白子の味噌唐辛子煮込みが付いてきます。 エビの風味の立ち上がるピリ辛のスープにふんわりと優しい食感の手延べ太麺 が入ります。この麺は茹でる前に手で伸ばすとどんどん伸びていくしなやかさがあります。 蝦子湯は中国語の発音ではシィァヅタン(Xia Zi Tang)ですがクルマエビなどの卵を乾燥させた 昔からある食材を使ったスープです。また引っ張って伸ばす麺は中国の麺では拉麺と 呼んでいます。
別皿の鱈白子の味噌唐辛子煮込みは山椒か効いていてピリ辛の麻婆豆腐にプリっとして クリーミーな白子が加わっています。(09.02.26)

紅宝麺(1500円)。去年に引き続いて今年も登場した限定冷やし麺。 完熟トマトと2種類のグレープフルーツに覆われたビジュアルはまさに麺料理と言ってもいいでしょう。 トマトの下にはしなやかで粘りゴシのあるキリリと冷えた細麺と甘辛く味付けされた挽き肉の味噌和え、底には冷たいタレが沈み完熟トマトとグレープフルーツの爽やかな酸味が一体となって味わいのハーモニーを奏でます。(09.04.24)

メニューが大きく変化して新たなメニューがかなり登場しています。
その中のひとつの担々麺(1050円)。こちらの坦々麺は自家製荒挽き肉味噌の汁なし坦々麺ですがまずはビジュアルが素晴らしいです。平打ちの太麺の上にコリっとした自家製荒挽き肉味噌が盛られチンゲン菜が添えられています。周りにはラー油と粉山椒がちりばめられ一段深くなった底には甘辛いタレが沈んでいます。辛さや山椒の刺激は周りに散らされたもので自分で調節できます。食べ進むにつれ底のタレによってだんだん味が濃くなってきますが一緒についてくるさっぱりした溶き卵スープを加えて濃度の調整もできます。残りをスープ割りとして全部加えて最後まで楽しむことができます。(09.05.21)

鶏白湯葱香麺。金曜日の鶏白湯を久しぶりに食べてみました。初期の頃に比べるとスープの粘度は低くなっていますがその代わりに鶏の旨みが充分に引き出されており進歩の跡が伺えます。麺は食べ始めはさくっとした食感ですが食べ進むにつれスープを含んでしなやかさが出てきて一体感があります。トッピングには甘辛く味付けされた鶏肉がたっぷり入り、細切りネギのしゃきっとした食感とピリっとしたネギの辛みがスープのほのかな甘みと対照的で味わいのアクセントとなっています。(09.05.29)

酸辣麺(トマトVer.)。こちらも新たに登場したメニューのひとつですが今日はトマトバージョンで作ってもらいました。なんといってもこのメニューで使われている手延べ麺が特筆ものです。絹のようななめらかな食感の中細麺で、口の中でとろけるような柔らかさがありながら最後まで弱くなりません。スープは酸味や辛みがほのかに効いてトマトの酸味と玉子の甘みが調和しています。(09.06.10)

夏季限定の牛奶伽哩麺(ミルクカレータンメン)(1100円)。つけめんタイプもあります。スパイシーなカレースープに牛乳の白とカレー粉の赤が映えてたっぷりのしゃきっとした野菜炒め、そしてその下には中までしっかりと味のしみこんだチャーシューが隠れています。スパイシーな辛さにミルクの甘みが徐々になじみクリーミーな味わいにと変化していきます。中太のやや平打ちのもっちりとした麺がスープと絡みます。(09.07.29)

蕃茄麺(トマトラーメン)(1500円)。中国語でトマトのことを蕃茄または北の方では西紅柿と言います。今までいろいろなトマトラーメンを食べてきたのでトマトラーメンと呼ぶメニューはパターンがいくつかあっても大体想像できますがこの蕃茄麺は完全に想定の範囲外で出てきて驚かせられました。平べったく底が深くなっている器の中には透き通った清湯スープ、絹のようになめらかな食感の手延べ麺、大粒の挽肉がたっぷり入りボイルされた完熟トマトが中央に盛られています。清湯スープは見た目とは違って旨みが凝縮されたように濃厚な味わいで刻みネギやニラやニンニクなどが絡み合いエスニックな風味を醸し出しています。トマトそのものは味付けされていないのでトマトの持っている自然の酸味が引き立ちます。味わいにアクセントを与えたい場合は一緒についてくるミルを挽いてスパイスを振り掛けると良いでしょう。洋風のようであり中華風のようでもある不思議な味わいが楽しめます。(09.09.09)


 
鶏白湯シリーズの画像 (クリックすると拡大表示します)
 
鶏麺
鶏麺
ネギ麺
ネギ麺
玉子麺
玉子麺
 
地養鶏チャーシュー麺
地養鶏チャーシュー麺
唐辛子麺
唐辛子麺
麻油鶏麺
麻油鶏麺
 
角煮麺
角煮麺
龍蝦麺
龍蝦麺
鶏白湯煨麺
鶏白湯煨麺