新潟県上越市下門前1650 tel 0255-45-3335
北陸自動車道上越インターからジャスコの裏側へ５分程度のところ。
2002年3月オープンですでに新潟では人気店となっており連日大行列となっています。
キリン食堂のようなレトロチックな店構えと店内の造作で、スタッフの応対はきびきびとしていて好感が持てます。
店名にあるように佐渡産の焼きアゴ（飛魚）の他日本海産の海産物をたっぷり使用したダブルスープの和風ラーメンが特徴。店主は神田にある八島でラーメンの指導を受けたそうです。
醤油麺（正油らーめん）550円、醤油豚麺（正油ちゃーしゅーめん）800円、旨鹽麺（塩らーめん）600円、 濁汁麺（正油とんこつらーめん）650円、濁汁豚麺（正油とんこつちゃーしゅーめん）900円、塩とんこつ600円、塩とんこつちゃーしゅー900円、こってり正油らーめん550円、こってり正油ちゃーしゅー800円。豚飯300円、杏仁豆腐250円。
醤油麺と杏仁豆腐を食べました。動物系のスープと魚介系のスープを別の寸胴から取り丼で合わせるダブルスープですが、出されたラーメンはふわっとアゴ（飛魚）の風味が立ちあがり他店では経験しなかったようなしっかりしたアゴだしが一杯に広がり、これ以上だといやみになってしまう寸前といった絶妙なところで抑えてあります。細縮れ麺はしっかりとスープを受けとめ、スープと一体感を醸し出しています。具にはチャーシュー、メンマ、海苔、刻みネギ。チャーシューは旨みが閉じ込められていて程よい柔らかさがありスープの味わいを損なうことなく溶け込んでいます。
杏仁豆腐はとろっとした粘り気に上品な控えめな甘みがありこちらも美味しい。
関東近辺では味わえる事の無い独特の個性を持ったラーメンで、常に大行列の人気があるのも納得の味わいです。
(03.05.04)