[Qタローのラーメン情報室][渋谷の食べもの屋さん]

keiz (閉店)渋谷 11:00〜24:00(L.O.23:30)無休
keiz 渋谷区宇田川町13-8 Tel 03-3770-9333

渋谷駅ハチ公口からセンター街を進みマグドナルドの角を右に曲がり次の角を左、スペイン坂の少し先にある「ちとせ会館」2階の「麺喰王国」の中。

2003年12月25日オープン。他に「らーめん縁や」、「竈」、「博多ラーメン 秀」、「熊本黒らーめん 好来」、「支那そば 勝丸」、「oriental麺bar ngon!」、「ぶっかけうどん ふるいち」といった店舗が集まった「Noodle Cafe」というコンセプトの新たな試みです。

[keiz]は高田馬場の「らーめん 渡なべ」店主でもあるラーメンコンサルタント渡辺樹庵さんがオーナーとして手がける店舗。他の店もそうですがフロア全体が渋谷という街に合わせたお洒落な空間で間接照明のムーディな雰囲気に溢れています。店内もバーのような雰囲気でカウンター、テーブル合わせて28席とゆったりとしたスペースがあります。

らーめん750円、味玉らーめん850円、ちゃーしゅーめん1050円、味玉ちゃーしゅーめん1150円、ミニらーめん650円、つけめん750円、味玉つけめん850円、ちゃーしゅーつけめん1050円、味玉ちゃーしゅーつけめん1150円、カレーらーめん850円。

らーめん。魚介系とんこつ醤油味のラーメンは背脂こってり度が高いが上に乗っている刻み玉ねぎがくどさを押さえ魚介系の風味を引き立てています。もちっとした食感の中細麺はしっかりしたコシがありスープとの絡みも良い。とろっとした柔らかさのあるチャーシューは香ばしく肉の旨みを引き出しています。
(03.12.25)

つけめん。渡なべの濃厚な魚介風味とは異なり、わりとさっぱりした味わいのつけ汁となっているがこの方が一般受けしそうな味わいです。中太のストレート麺は実にしっかりとした固さのある歯ごたえ充分なものですが麺の主張が強すぎてつけ汁との一体感という点では不満が残る。つけ汁の中に入っている刻みチャーシューは柔らかく旨みが良く出ている。
(04.02.17)

雑誌東京1週間の企画による期間限定のサンマラーメン(800円)。鶏ガラとサンマ節を煮込んだスープに薄口醤油と味醂を合わせ、あぶった生のサンマを煮込んだ醤油ダレ、粉末にしたサンマ節を練りこんだむちっとした太麺にサンマ、生姜、酒、味噌などで作ったツミレとまさにサンマづくしのラーメンで、サンマをうりにした生粋よりはっきりとサンマの風味が前面に出ていますがうまく処理され魚臭さは押さえられています。
(04.11.17)

     (2005年2月26日閉店)