[Qタローのラーメン情報室]

トマト とまと tomato



トマトラーメン。かなり前からありますがまだメジャーな存在ではありません。かなり個性の強い素材なので使いこなすのは難しそうですが最近では専門店も登場しヘルシーさが受けて人気が出てきています。そんなトマトにスポットライトを当ててみました。果たして1ジャンルとして認められる日が訪れるのでしょうか。
(なお、現在メニューに無い場合もありますのでご承知ください。)

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【星座冰室(Star Cafe)】(尖沙咀@香港)

 蕃茄煎蛋麺

香港の繁華街である尖沙咀の雑居ビルの怪しげな地下にあるトマトラーメンを主体としたお店。行き着くまでだけでなく店に入るのにも勇気がいりそうです。
最近、日本でも関西で香港トマトラーメンというお店が出来て人気を博しているようで香港で広く普及しているような印象を受けますがざっと見た限り味千ラーメンを除いて地元の麺店ではトマトを売りにしているのはこの店以外では見受けられませんでした。

蕃茄はトマト、煎蛋は目玉焼き。つまりトマトラーメン目玉焼き乗せといったところです。 つぶつぶのトマトの酸味が味わいのアクセント、目玉焼きの玉子が意外とマッチしたスープです。麺はいろいろ選択できますがオプションの出前一丁の麺が一番高い。

以下に紹介する日本のトマトラーメンはいずれも各店とも創意工夫して独自の味わいを出していますがここはあまり手を加えずピュアなトマトの味わいをそのまま生かしています。

【越後秘蔵 麺 無尽蔵】(水道橋)

 トマトらーめん

さっぱりした鶏ガラスープにトマトが溶け込みトマトの酸味はうまく押さえられてピリっとした辛さが程よく加わってとても良くバランスが取れたスープとなっています。トマト、青菜、キャベツ、白菜、大豆、セロリ、玉ネギ、キクラゲといったあっさりした野菜と殻付きアサリが上に乗り、ポリフェノール入りのぷりっとした太麺の食感もしっかりしています。ヘルシーながら美味しさも併せ持った仕上がりです。

【らぅめん とくや】(御茶ノ水)

 しおトマトらぅめん

無化調のさっぱりしながらも味わい深い塩味スープに刻んだトマトの酸味が程よく調和して、繊細なスープの味をじゃますることなくトマトが自然に溶け込んでいます。しなやかな細麺、底に沈んだチャーシュー、青菜、刻みネギといった組み合わせがうまくまとまっています。

【神戸ラーメン 第一旭 銀座本店】(銀座)

 とまとラーメン

トマトの酸味が効いたブイヨン風のスープはかなりピリ辛な味わいで大振りなトマトの果肉、小松菜、キャベツ、タマネギなどの野菜、豚肉といった具が乗っていて中細の麺とともにバランスが取れています。レンゲの上にレモンが乗っているので絞って入れるとさっぱりした味わいになります。

【CITY NOODLE(シティ・ヌードル)】(銀座)

 トマトシャーベットヌードル

しっかりとしたコシのある良く冷えた細麺の上にシャキシャキっとしたトマトシャーベットがかぶさりトマトの酸味と塩味ベースのタレがさっぱり感を醸し出しています。丸くくり抜いた胡瓜、イカ、人参や花びらのように飾りつけられたミニトマトなどの具が彩りを添えます。お好みで一緒に出されるタバスコを振り掛けるとぴりっとした辛みが加わります。

【らーめん SHIBA】(田町)

 とまとらーめん

すっきりとした塩味のスープにトマトの果肉が溶け込みさらにスライスされたトマトや絹さや、脂分の無いチャーシューが乗ってヘルシーなラーメンです。スープは全体にぴりっとした辛さがありますがトマトの風味を損なわずすっきりした味わい。中細の縮れ麺はコシもしっかりしています。

【らーめん まとい】(神田小川町)

 冷やしトマトそば

平皿に盛られた平打ちの太麺に刻み海苔が覆いトマトが漬けこまれたスープ、細切りチャーシュー、大葉、オニオンスライスなどと一緒に良く混ぜて食べるとトマトの酸味がじんわりと全体を包み込み清涼感のある一品です。

【中華そば すずらん】(渋谷)

 紅宝麺 〜完熟蕃茄の冷やし麺〜

キリリと冷えたトマトがふんだんに盛り付けられさらに2種類のグレープフルーツも加わりフルーティーな酸味に包まれた作品で、トマトの下には氷で締められたしなやかな細ストレート麺、甘辛な肉味噌が隠れ底にはタレが沈んでいます。無理にソースにせずに完熟トマトそのものの素材を使ってストレートにトマトの旨みが伝わってきます。

【中華そば すずらん】(渋谷)

 蕃茄麺

平べったく底が深くなっている器の中には透き通った清湯スープ、絹のようになめらかな食感の手延べ麺、大粒の挽肉がたっぷり入りボイルされた完熟トマトが中央に盛られています。清湯スープは見た目とは違って旨みが凝縮されたように濃厚な味わいで刻みネギやニラやニンニクなどが絡み合いエスニックな風味を醸し出しています。トマトそのものは味付けされていないのでトマトの持っている自然の酸味が引き立ちます。味わいにアクセントを与えたい場合は一緒についてくるミルを挽いてスパイスを振り掛けると良いでしょう。洋風のようであり中華風のようでもある不思議な味わいが楽しめます。

【七志とんこつ編】(渋谷)

 とまとんこつ

渋谷店だけの限定のメニューです。 とんこつスープの上にぶつ切りのトマト、茄子、パブリカピーマン、ほうれん草といった具が乗りバジルの香り立つパスタ風の一品ですがとんこつスープにトマトの酸味がうまくマッチして爽やかな味わいになっています。もちっとした中太のしっかりしたコシのある麺がスープと絡みます。

【鶏そば うつけ】(渋谷)

 鶏トマトのうつけ涼麺

真っ赤なスープは粘度のあるトマトスープにさっぱりした鶏肉、トマトスライス、しゃきっとしたレタスとキャベツ、そして挽肉をトマトで合えてぴりっとした辛みをつけた餡が乗り、しなやかな細麺が絡みます。さっぱりとした中にトマトの旨みを充分に味わえてヘルシーな一品です。最後にライスを投入してトマトリゾット風にして楽しめます。

【らーめん 風来居】(渋谷)

 トマトの冷やしそば

たっぷりの水菜とその上にはつぶしたトマトと温泉玉子が乗り、しなやかな細麺とバルサミコ酢を使いほのかな甘みと酸味の感じられる柔らかな味わいのタレを絡めるとマイルドで清涼感のある味わいとなります。
(2005年夏季限定)

【黄白黒赤 蒼龍唐玉堂】(渋谷)

 赤トマト担々麺

大きな茹でトマトがまるまる1個乗ったへルシーな担々麺。ぴりっとした辛さにトマトの酸味がミックスされ挽き肉の旨みとともにさっぱりした味わいです。平打ちの太麺はしんなりした食感でスープとなじんでいます。

【あかなす家】(渋谷)

 トマト酸辣湯麺

とろっとしたトマトのとろみのあるスープは溶き卵が加わり、ほのかなトマトの酸味とチリソースの辛さがあり中華系の酸辣湯麺とは違った洋風の味わい。スープの中にはさくっとした筍、椎茸、蒸し鶏が入り上にルッコラが乗っています。チリチリっとした細縮れ麺がスープと絡んできます。

【ラーメン 山手】(駒場東大前)

 ピリ辛トマトラーメン

イタリア産のダイストマトにオリーブオイルと唐辛子を合わせてトマトチリソースラーメンといった仕上がり。トマトの果肉がたっぷり乗ってトマトの酸味と唐辛子の程よい辛さが食欲をかきたてます。細めの麺は優しい食感。トマトのほかにチャーシューとメンマが乗っています。

【cha ca poo(文琳茶菓舗)】(中目黒)

 醤油トマトそば

表面に透明な油が浮かんだ鶏の旨みのあるスープはトマトのほのかな酸味が溶け込んでさっぱりとした味わい。ササ切りネギの下には柔らかなチャーシューが沈み1/2茹で玉子が乗っています。中細ストレート麺はしなやかでスープになじんでいます。

【拉麺研究所 香】(学芸大学)

 冷やしトマト海老正油ラーメン

トマトの果肉も入ったとろみのあるスープは海老の風味はさほど感じられないがベースのスープはしっかりとしてコクがあります。太縮れ麺はがっしりとした食感で歯応え充分です。トッピングはユニークで蒸した挽肉、キクラゲ、モヤシ、玉ネギ、カイワレ、そしてロースハムの上にジェノバソースが乗ってイタリアンな風味を醸し出しています。

【つけ麺 ajito】(大井町)

 つけ麺ロッソ

動物系と魚粉をベースとしたスープにフレッシュトマトを煮込んでミックスしたつけ汁はトマトの扱いが上手く香味野菜と組み合わせて酸味とほのかなスパイシーな味わいがマッチしています。パキっとした食感の麺の上にはバジルソース、粉チーズ。つけ汁の中には角切りチャーシュー、トマトが入りさらにカウンターに置かれた容器に入った刻み玉ネギも好みで加えて味わいに変化を与えられます。

【麺酒房 香名屋】(新宿)

 トマトらーめん

スープにはトマトをペーストして加えてあり背脂と焦がしネギも浮かんでいます。トマトの酸味とぴりっとした辛みが加わりベースの黒豚ラーメンの和風の味わいとミックスされ和洋折衷といった変わった味わいです。麺はやはり日本蕎麦を思わせる味わいのストレート麺。

【上海小吃】(新宿)

 蕃茄A菜麺

かなり濃い目のジャンクっぽい醤油スープにトマトの酸味が溶け込み不思議とそれなりのバランスが取れた味わいとなる。麺はインスタントの麺に似た食感だがこのスープだと違和感なく食べられる。具にはトマトと中国青野菜の炒め物。

【味噌屋八郎商店】(新宿)

 トマト味噌らーめん

スパイシーな特製味噌スープにさっぱりとした酸味のある特製トマトソース、そして黒マー油の香ばしさがバランス良く調和した味わいでニンニクの風味がアクセントになっています。がっしりとした食感の太麺がスープとマッチしています。トッピングには肉厚のチャーシュー、刻み青ネギ。

【らぁめん 一福】(初台)

 トマトのつけ麺

動物系がしっかりと効いてスープにトマトの酸味とほのかな味噌の風味、ピリ辛な味付けのつけ汁の中にはトマトの果肉はもちろんのこと、刻みチャーシュー、枝豆、松の実、カリッとした脂身を揚げたものなどいろいろなものが入っていてそれぞれが複雑に絡み合った味わいが楽しめます。刻んだ大葉が乗った麺は優しい食感の細麺でつけ汁となじんでいます。最後にスープ割りをしてもらうとさらに程よい味わいになり最後まで飲み干せます。

【麺屋 RYOMA】(高田馬場)

 Sioトマトラーメン

トマトの果肉がたっぷり入って赤く染まったスープは鶏ベースのダシとマッチして トマトの酸味を押さえながらタバスコのぴりっとした辛さがアクセントになっています。 麺は太麺か細麺を選べますが今回は細麺を選択。つるっとした舌ざわりのやや平打ち の麺はしっかりしたコシがあります。 トッピングには鶏肉、サラダ菜、チンゲン菜、モッツァレラチーズ、レモンと ヘルシーな構成。鶏肉はレアで柑橘系のさっぱりした味付けが施されていて美味。

【旭川らあめん こもり】(高田馬場)

 トマトらあめん

鮮やかに赤く染まったスープはたっぷりのトマトが使われているのがはっきりとわかるようなトマトの旨みが良く出ており、トマトの酸味と韓国キムチの組み合わせでピリっとした辛さがマッチした味わいです。麺はもちもちっとした中太麺でトマトスープとなじんでいます。トッピングにはキムチの他にチャーシュー、海苔2枚。

【麺屋 宗】(高田馬場)

 トマト王子

紅白のもちっとした平打ち麺は赤いほうはトマトが練りこんであり口に含むとトマトの風味と旨みが広がります。最初はペペロンチーノ風の合え麺として食べ、次に濃厚魚介トマトのつけ汁につけてつけ麺としても楽しめます。魚介系の中にさっぱりとしたトマトの風味が溶け込み底のほうにはしっとりとしたチャーシューが沈んでいます。最後にスープ割りをしてもらうとすっきりとした味わいに変化して最後まで楽しめます。

【TOMATOMA(トマトマ)】(高田馬場)

 トマトラーメンミートスペシャル

たっぷりのスープはトマトベースながら野菜の旨みやガーリックの風味、 挽き肉の旨みなどが溶け込んでほのかなスパイシーさもありスープだけ 飲んでもなかなかいけます。さらにチーズが乗ってまろやかさも出しています。スパゲッティ専門店なのでパスタを使っていますがスープと良く合っています。

【太陽のトマト麺】(大塚)

 太陽のチーズラーメン

鶏ベースのさっぱりとしたスープにイタリア産完熟有機トマトを合わせたスープは程よい酸味と甘みがマッチしたヘルシーな味わい。粉チーズがとろりと溶けて豆乳入りの極細麺と絡みます。豆乳入り麺はさくっとした食感でしっかりとしたコシがあります。

【中国家常菜 蘭蘭】(池袋)

 トマ玉刀削麺

完熟トマトをつぶしたものをベースとして玉子、野菜が加わりぴりっとした辛さとトマトの酸味、玉子の甘みといった味わいの変化がバランス良くミックスされた味わい。 刀削麺はまさに刀で削ったという形状で固さと柔らかさが微妙に組み合わさった食感で製麺機では出せない職人芸のなせる技といっていいでしょう。

【中国家庭料理 楊】(池袋)

 トマトと卵麺

鶏をベースとしたさっぱりした熱々のスープにふんわりとした卵とトマトが浮かんだ上品な優しい味わいで卵からの塩気とほのかなトマトの酸味がスープに深みを与えています。しなやかで柔らかな食感の中細麺がスープにマッチしています。

【中国ラーメン 揚州商人】(池袋)

 トマ玉ラーメン

ふんわりとしたかき玉に覆われた中にはベースの鶏ガラスープにトマトの赤が加わり全体がピリリとした辛さに包まれトマトの酸味はさほど出ていませんがこれがうまくバランスの取れた味わいとなっています。 レタスのしゃきしゃき感も食感にアクセントを与えています。 刀切麺はもちもちっとした食感でしっかりとした硬さがあって食べ応えがあります。

【新がんこラーメン】(池袋)

 冷やしトマト拉麺

水で締められてぷりっとした弾力のある中細麺の上にはワインで煮込まれたトマトと玉ネギ、底にはトマトスープが沈みさらにホワイトソースがまぶされ赤と白の対比がくっきりと冴えています。トマトの酸味とホワイトソースの塩気がミックスされ密かにがんこっぽさも感じられますが、お好みでタバスコを加えてくださいとのことでイタリアンテイストを打ち出しています。

【鶏の穴】(池袋)

 The トマトつけめん

鶏白湯のとろみのあるスープにトマトのまろやかな酸味が加わったつけ汁の中にはカリっとした食感のレンコンと角切りの鶏肉が沈んでいます。もちもちとして弾力のある太麺の上にはスライスされたドライトマトとカイワレが乗り、これをつけ汁に入れるとスパイシーな味付けをされたドライトマトの辛さが加わり味わいにアクセントを与えます。スープ割りをしてもらうと鶏の風味が引き立ちます。

【らあめん花月 嵐】(池袋)

 GTR3

ガーリックトマトラーメンのバージョン3。ガーリックの効いたトマトベースの酸味のあるスープは最初の風味の割にはあっさりした味わいでもう少しコクが欲しいところ。トッピングにはバジル、ミニトマト、ベーコン、キャベツ。細麺は後半弱くなってしまう。

【桂花(池袋立教通り店)】(池袋)

 桂花伊太利亜麺

豚骨白湯スープをベースにトマトをたっぷり加えてトマトの酸味と上に乗ったチーズのとろみが絡みます。茄子、トマト果肉、青梗菜、しっとりとしたチャーシューといったトッピングに細麺の組み合わせで桂花らしさとはちょっと異なった味わいです。

【節骨麺 たいぞう】(池袋)

 チリトマチーズ麺

とろりとした濃厚な完熟トマトスープにチリペッパーのピリ辛さが味わいを引き締め、上にはとろりととろけるチーズと刻んだベーコン、蒸し鶏が乗り、もっちりとしたやや平打ちの太麺がスープと絡んでイタリアンテイストにまとまっています。

【麺酒肴 梯子】(椎名町)

 トマト塩ラーメン

具にはピリッと辛めの茹でトマト、レタス、レモンスライス、チャーシュー2枚、刻みネギと色鮮やか。さっぱりした塩味スープにほんのり野菜の酸味が出てとてもヘルシー。

【天津厨房】(江古田)

 トマト湯麺

さっぱりしたスープに溶き卵が浮かび、2つに切られた丸ごとの茹でトマトが乗っています。ほんのり酸味の効いたトマトのヘルシーな味わいが爽やかさを醸し出します。

【白龍トマト館】(新江古田)

 トマトタンメン

透明感のある塩味スープに大きな丸ごとの茹でトマトが3個、白菜、香菜が乗っていて上品なビジュアルです。まずは柔らかく茹でられたトマトをつぶしてトマトの酸味を全体に行き渡らせるとさっぱりした味わいが楽しめます。真っ白なそうめんのような細麺は見た目よりしっかりしています。卓上にある特製のニンニク醤油を好みに応じて入れるとがらっと味わいの変化が楽しめます。

【はないち】(練馬)

 冷やしエビトマつけ麺

つけ汁は塩をベースとしてトマトのほのかな酸味が加わり、表面のエビ油から海老の風味が立ち上がります。つけ汁の中にはシャーベット上に冷やされたトマトと甘海老のむき身が入っています。小麦の風味が引き立つ自家製の細ストレート麺はしなやかでコシがある旨みのある麺です。麺の上には白髪ネギ、ササ切りネギ、蒸し鶏のほぐし身、そしてレモンが添えられています。タバスコも一緒に出され好みで加えてくださいとのことです。

【駅前食堂】(新井薬師前)

 トマトラーメン

トマトはあまり前面に出ておらずたっぷりの野菜や溶き玉子といった具の乗った熱々のスープはぴりっとしたザーサイの辛さが全体を包み坦々麺風な味わいも感じられる。中細の麺はしっかりとした歯ごたえがあり最後まで弱くならない。

【麺や 七彩】(都立家政)

 トマトとチーズ豆腐の冷やし麺

見るからに鮮やかな彩りの冷やし麺はもちもちっとした太麺にトマトソースの爽やかな酸味が絡み、チーズ豆腐の食感も加わりイタリアンな風味でまとめられています。上に乗ったハムのようにも見えるチャーシューはレアな食感でかみ締めるとじんわりと旨みが感じられます。仕上げに振られたブラックペッパーが味わいにアクセントを与えています。

【TOKYO味噌らーめん 江戸甘】(都立家政)

 トマトタンメン

タンメンというと塩味と思いますが、こちらは醤油味とまず驚かせられます。すっきりとした醤油味スープに一度炒めてから茹でて旨みを引き出したトマトの甘みと酸味がバランス良く溶け込んで上品な味わいとなっています。しゃきっとした食感のグリーンカールというレタスの一種と脂を落としてさっぱりとした小間肉が加わり、平打ちのもちっとした太麺が絡んでヘルシーながら旨みのある独創的なタンメンに仕上がっています。

【哲学堂】(鶯谷)

 ガーリックトマトラーメン

醤油ラーメンの上に特製の漬ダレに1年間つけておいたニンニクの薄切りと、ざく切りしたトマトが乗り、トマトの酸味とニンニクの風味が旨みのあるスープとマッチしている。ほかには麩(ふ)とチャーシュー、刻みネギ、メンマ、海苔、半熟味玉も乗っています。細めの縮れ麺はスープとなじんでいます。

【北のこだわりらーめん 口福】(西浦和)

 妹尾さんちの完熟トマトらーめん

ベースの和風ダシの効いたスープに完熟トマトの酸味が加わりさらに香草の風味も加わってエスニックな雰囲気の仕上がりになっています。とろりと柔らかいトマトとスライスされたベーコンの具も良く合っていて爽やかな味わいです。

【四川らーめん 龍の子】(所沢)

 とまとラーメン

トマトの酸味とピリっとした辛さが程よく調和してぷりっとした弾力のある中細麺とマッチしています。上には味付けされた挽き肉としゃきっとしたレタス、バジル、そして粒になったトマトの果肉、1/2半熟味玉が乗っていて洋風な風味を醸し出しています。

【ラーメン 天天】(所沢)

 トマトラーメン

塩味のスープにほのかにトマトの風味が溶けこんでレタスやモヤシといった野菜と赤いクコの実が上に乗っています。あまりトマトは前面には出ておらず表面には油が浮かんでおりせっかくのヘルシーさを損ねているきらいがある。中細の麺はかなりボリュームがあります。

【バーベキューあらはた】(所沢)

 トマトラーメン

さっぱりとした味わいのスープに茹でた角切りのトマト、キャベツ、玉ネギ、ほうれん草が乗り溶かし玉子で全体を覆い、野菜の旨みと玉子の甘みが全体を包み込み、トマトの酸味が程よく効いた味わいとなっています。自家製のもっちりとして弾力のある太麺がスープとなじんでヘルシーな一品となっています。

【入間名菜府】(入間)

 冷やしトマト担担麺

どちらかというと和え麺に近いタイプで、よく冷えた胡麻風味のスープにトマトの酸味とラー油の辛さがバランス良く調和した味わいのタレに国産小麦粉のみを使った中太のもっちりとした食感の麺。具には鶏肉、トマト果肉、しゃきっとしたレタス、そしてカリっとした食感の揚げ玉などが乗っているので良くかき混ぜてから食べると様々な味わいがミックスされ清涼感のある辛さとなっています。

【ぽんこつや】(飯能)

 トマトラーメン

じっくり煮込まれたトンコツ醤油スープに、酸味の効いた茹でトマトが乗り、トンコツスープとトマトソースのハーモニーでイタリアンテイストの味わい。一緒に刻みチーズとタバスコも出てくるので好みの味付けに調整しましょう。麺はしっかりした硬さの細いストレート麺。
(メニュー改定で残念ながら現在はありません)

【麺匠 いっちゅう】(坂戸)

 トマト仕立ての冷たい和えそば

見た目はパスタですがトマトをベースに使ったソースで和えられたもっちりといた弾力のある中華太麺を使っています。挽き肉、オニオンスライス、トマト果肉、パセリ、白髪ネギが盛り付けられ味わいのアクセントにブラックペッパーが使われています。良く混ぜ合わせてから食べるとそれぞれの具がバランス良く調和してまさにイタリアンと中華の融合といった趣です。

【ハルピン】(東松山)

 西紅柿柳麺

さっぱりとした塩味のスープに熱々の茹でたトマトのザク切りと刻みピーマンが乗りふわっとした溶き玉子が浮かんでいます。底にはベーコンが沈みトマトの酸味と塩味が程よくマッチしてちりちりっとした弾力のある細縮れ麺との相性も良い。

【和風らーめん 西澤屋】(吉見町)

 とまとら〜めん

大きな熱々の茹でトマトの果肉がたっぷり入りさらに玉ネギやピーマンを炒めたものをふんわりとした玉子とじにしたものが乗っています。トマトの酸味をスパイスの辛さで押さえたスープはトマトスープのパスタ風の味わい。銀杏軒の中細の縮れ麺はしなやかな食感。

【らーめん 新源地】(三鷹)

 トマト味らーめん

通常の豚と鶏のスープに醤油ダレの代わりにトマトダレを加えて小鍋で調整したもので、ベースのスープと比べてトマトの風味が全体に行き渡り、よりさっぱりした味わいとなります。さらに追加の粉チーズを加えるとマイルドな味わいに変化してきます。トッピングにはチャーシュー2枚、しめじ、細切りネギ、海苔、糸唐辛子。
(日曜限定)

【らーめん愉悦処 鏡花】(立川)

 トマトカレーつけ麺

油そば風の太麺の上には温泉玉子が乗っています。つけ汁は豚骨ベースにトマトの酸味とスパイスの辛みが加わった坦々麺風の味わい。別皿でカレー風味の挽肉とにんにくチップが付いてくるのでこれを麺にかけてまずは良くかきまぜて油そばとして楽しめます。カレーはあまり感じられませんが玉子が加わってマイルドな風味となります。
(2006年3月限定)

【らぁ麺 トラットリア】(立川)

 冷製イタリア麺 赤

3種類のトマトを使ったスープはトマトの酸味とバスサミコ酢が効いてガーリック風味が溶け込んだ濃厚トマト味でトッピングにミニトマトがたっぷりのトマトづくしです。デュラム粉を使った麺は細麺ながらしっかりとした硬さがありパスタと中華麺の中間的な食感でこのスープとの相性もぴったり。

【三代目 けいすけ】(立川)

 紅香油ラーメン炙りサーモン

小さな丸い穴の開いた丼に割り箸が通されバジルが挟まれています。濃い紅色をしたスープは凝縮したイタリアントマトの色で豚骨・鶏ガラ・香味野菜・羅臼昆布などから採ったスープとブレンドされて表面には熱々の香味油とまさにイタリアンテイストな味わい。太めの平打ち麺はもちっとした食感でスープとのなじみも良い。具には鶏肉、細切りネギ、糸唐辛子。炙りサーモンは大きなレンゲに入って別に出されますがとろっとしてとろけるような柔らかさで美味しい。

【佐風”の家】(玉川学園前)

 トマトラーメン

一緒に粉チーズとタバスコが出されるので好みで投入します。あっさりしたスープにトマトの風味がうまく溶け込みピリッとした辛さが加わってバランスの良い味わいです。中細ストレート麺は硬めでしっかりした食感でまさにパスタ風です。具には刻みベーコンやマッシュルームなどが入り粉チーズを加えるとマイルドに、タバスコを加えると酸味が加わりイタリアンテイストな味わいが楽しめます。

【隠国別館】(淵野辺)

 夏のワカメン緑豆バージョン

良く冷えた真っ赤なスープはさっぱりしたトマト仕立てで程よいトマトの酸味とピリっとしたスパイシーな味わい。緑色のワカメを練りこんだ細麺にレタス、スライストマトの上にオクラ、ズッキーニ、ミョウガといったヘルシーな夏野菜の取り合わせ。旨みのある鴨肉チャーシューの味わいも良い。
(2004年夏季限定)

【虎心房だいにんぐ】(相模原)

 とまとまとまと

冷たいトマトソース麺で、良く冷えたトマトスープにスライストマト、ぶつ切りトマト、レタス、オニオンスライス、ピーマン、パプリカといった野菜とチャーシューが乗り、パスタ風のこりっとした食感の中細麺の取り合わせ。トマトの酸味が程よく効いたヘルシーな一品。一緒に特製のオリーブオイルを使ったドレッシングが付いてくるので途中で少しかけると味わいの変化が楽しめます。
(2006年夏季限定)

【麺 ぽーかろう】(新松戸)

 とまとらーめん

すっきりとした塩味のスープに皮をむいた有機栽培の厚くスライスされたトマトがふんだんに乗りバターがトッピングされています。ハーブの香りとスパイシーな辛さに溶け出したバターのまろやかさが加わり洋風な味わいに変化していきます。中細の平打ち麺はしっかりとしたコシがありスープとなじんでいます。

【レストラン Ben-Bella】(つくば)

 特製トマトラーメン

真っ赤に熟れた新鮮な地元産トマトが1個半とたっぷり入ってトマトの果肉の甘みと酸味に黒胡椒のピリっとした刺激が味を引き締めて、コシのある細縮れ麺ともマッチしています。肉や魚介系は使用せず塩分や油分もほとんど使われていないのでスープを全部飲んでもヘルシーで後味がすっきりした味わいです。

【ラーメン家 麻阿悟(まあご)】(京都)

 とまとのらーめん

トマトを赤ワインで煮込んで作った鶏ガラベースのスープにオリーブオイル、オレガノ、玉ネギ、鷹の爪などを使用しトマトの酸味を押さえ旨みを引き出しています。ピリッした辛さが加わりトマトの果肉、豚肉、セロリなどの具が入りバジルで風味を出し、中華よりはむしろイタリアンなテイストが感じられます。麺は細めのストレートで優しい食感。

【とまとの里 信濃路】(阿波座)

 宝天麺

トマトをベースにしてニンニクの風味とスパイスの辛さが加わった赤いスープ。トマトの果肉に加えチンゲン菜、豚肉、セロリなどを鍋で炒めたもの上に乗っています。ニンニクとセロリが味を引き立て、トマトの酸味が食欲をかきたててバランスが取れています。中細のやや縮れた麺は優しい食感でスープになじんでいます。 ライスを一緒に頼んで最後に残ったスープに投入してリゾットとして二度楽しめます。

【香港トマトラーメン】(心斎橋)

 香港トマトラーメン

あっさりしたベースのスープにふんだんなトマトの旨みが溶け込みスパイシーな辛さが加わってバランスの良い仕上がりになっています。スープの中には粒々のトマトの果肉が入り中細のしなやかな麺とマッチしています。 麺を食べ終えたあとにスープを飲むと見えてくる赤の線が出たら底に乾燥バジルがまぶされたたスパイシーなオリエンタルライスをスープに入れてリゾットとして食べると最後まで楽しめます。

[Qタローのラーメン情報室]